梅干の日(7月30日)

7月30日は「梅干の日」です。日本有数の梅産地である和歌山県日高郡みなべ町の株式会社東農園が、梅干の魅力を広め、日々の食生活に取り入れてもらうことを目的に制定しました。記念日は一般社団法人日本記念日協会に認定・登録されています。
由来
日付は、梅干にまつわる「梅干を食べると難が去る」という言い伝えを、「なん(7)がさ(3)る(0)」と読む語呂合わせにしたものです。
また、7月下旬は梅を日光に当てて仕上げる「土用干し」が行われる時期にあたり、新物の梅干ができあがる季節であることも、7月30日が選ばれた理由として紹介されています。
制定した東農園
株式会社東農園は、和歌山県みなべ町で梅の栽培や加工、梅製品の販売を手がける事業者です。1834年に農家として創業し、梅製品ブランド「五代庵」を展開しています。
みなべ町を含む和歌山県南部は、梅の栽培が盛んな地域として知られています。東農園では、完熟した梅の収穫、塩漬け、熟成、土用干しなどを経て梅干を製造しています。
梅干と土用干し
梅干作りでは、塩漬けにした梅を夏の土用の頃に天日へさらす工程があり、これを「土用干し」と呼びます。梅の実を日光と風に当てることで、梅干らしい食感や風味へ仕上げていきます。
天候や製法によって時期は異なりますが、7月下旬は土用干しが行われる代表的な季節です。「梅干の日」は、夏の日差しの中で進められる昔ながらの梅干作りにも目を向ける機会となっています。
梅干の日の楽しみ方
東農園では、7月30日の卯の刻にあたる午前6時から8時ごろ、その年の恵方を向いて梅干を食べる習わしを紹介しています。「難が去る」という記念日の由来に結び付けた楽しみ方であり、伝統的な言い伝えを現代に伝える取り組みの一つです。
梅干は、ご飯やおにぎりの具として食べるほか、和え物、煮物、麺料理、ドレッシングなどにも利用できます。塩分量や味付けは商品によって異なるため、食生活や好みに合わせて選ぶことが大切です。
豆知識
- 「梅干の日」の正式な表記は、制定者の案内では「梅干の日」とされています。
- 7月30日には、「なん(7)がさ(3)る(0)」という語呂合わせが込められています。
- 制定者の株式会社東農園は、和歌山県日高郡みなべ町に所在しています。
- 梅干作りの土用干しは、一般に梅雨明け後の晴天が続く時期に行われます。
- 梅干の塩分や調味方法は製品ごとに異なり、昔ながらの塩味の強いものから、はちみつなどで味付けしたものまであります。