つるむらさきの日(7月26日

つるむらさきの日のイメージ画像


つるむらさきの日は、毎年7月26日に、夏野菜のつるむらさきの知名度向上と消費拡大を目指す記念日です。愛媛県宇和島市に事務局を置くえひめ南農業協同組合(JAえひめ南)が制定しました。

由来

日付は、つるむらさきが夏を代表する葉物野菜であることから、「な(7)つのつ(2)るむ(6)らさき」と読む語呂合わせに由来します。

宇和島市では、冬から春に栽培される春菊の裏作として、2018年ごろからつるむらさきの産地化が進められてきました。記念日には、地域で生産されるつるむらさきの魅力を広く伝え、販売促進や産地の活性化につなげる目的があります。

つるむらさきとは

つるむらさきは、熱帯アジア原産とされるつる性の葉物野菜です。高温に強く、葉や茎がやわらかく育つ夏に旬を迎えます。

名前に「むらさき」とありますが、食用として流通しているものには、茎が紫色の品種だけでなく、緑色の茎を持つ品種もあります。葉や茎を加熱すると、モロヘイヤやオクラに似た独特のぬめりが出るのが特徴です。

主な食べ方

つるむらさきは、葉だけでなく、やわらかい茎も食べられます。独特の風味とぬめりを生かし、さまざまな料理に利用されています。

  • さっとゆでて、おひたしやごま和えにする
  • にんにくやごま油を使ってナムルにする
  • 卵や肉と一緒に炒める
  • みそ汁やスープの具にする
  • 天ぷらにして葉や茎の食感を楽しむ

茎の太い部分は葉よりも火が通りにくいため、茎を先に加熱し、少し遅れて葉を加えると食感を整えやすくなります。

栄養面での特徴

つるむらさきは、β-カロテン、ビタミンC、カルシウムなどを含む緑黄色野菜です。食欲が落ちやすい暑い季節にも取り入れやすい夏野菜として親しまれています。

ただし、特定の食品だけで必要な栄養をすべて補えるわけではありません。肉、魚、卵、豆類などのたんぱく質源や、ほかの野菜と組み合わせ、バランスのよい食事として楽しむことが大切です。

福島県との関係

福島県も、つるむらさきの主要な産地として知られています。そのため、福島県の栽培関係者が記念日を制定したと紹介されることがありますが、確認できる情報では、制定者は愛媛県のJAえひめ南です。

福島県では白河市や二本松市などで栽培され、夏の農産物として出荷されています。福島県が大きな産地であることと、記念日の制定主体は分けて理解する必要があります。

豆知識

  • つるむらさきは暑さに強い一方、乾燥には弱いため、栽培では水分管理が重要です。
  • 加熱すると現れるぬめりと、ほうれん草とは異なる独特の香りが特徴です。
  • 宇和島市では、飲食店や小売店との連携によるメニュー開発や販売促進も行われています。
  • 旬の時期には、葉がみずみずしく、茎に張りのあるものを選ぶのがポイントです。