白だしの日(7月29日)

白だしの日は、毎年7月29日に白だしの魅力や便利な使い方を広く知ってもらうための記念日です。愛知県安城市に本社を置く七福醸造株式会社が制定し、一般社団法人日本記念日協会に認定・登録されています。
由来
日付は、七福醸造の社名を「ヒチフク」と読むことから、「ヒチ(7)フク(29)」と表した語呂合わせに由来します。
七福醸造は、白しょうゆにだしを加えた調味料「白だし」を日本で初めて開発したメーカーとされています。記念日には、白だしをより身近に感じてもらい、家庭料理に活用してもらいたいという思いが込められています。
白だし誕生の背景
七福醸造によると、白だしが誕生したのは1978年です。料亭の板前から、同社の白しょうゆにだしを加えた商品を作ってほしいという依頼を受けたことが開発のきっかけでした。
白しょうゆをベースに、かつお節や昆布、しいたけなどのだしを組み合わせることで、料理の色合いを大きく変えずに、うま味や塩味を加えられる調味料が生まれました。当初は料亭などを中心に使われていましたが、少量で料理の味を調えやすいことから、次第に一般家庭にも広がっていきました。
白だしとは
白だしは、淡い色の白しょうゆに、かつお節や昆布などから取っただし、みりん、塩などを合わせた濃縮調味料です。商品によって原材料や濃縮の度合いが異なるため、料理に使用するときは表示された希釈割合を確認します。
濃口しょうゆを使っためんつゆなどと比べて色が淡く、素材本来の色を生かしやすいことが特徴です。だし巻き卵や茶わん蒸し、吸い物、炊き込みご飯、煮物、うどんなど、幅広い料理に利用されています。
白だしの主な使い方
- だし巻き卵:卵液に少量加えることで、だしの風味と塩味を手軽に付けられます。
- 吸い物やうどん:水で薄めることで、色の淡いつゆを作れます。
- 煮物:野菜や肉、魚の色を生かしながら味を含ませられます。
- 炊き込みご飯:米や具材と一緒に加えることで、だしの利いた味に仕上がります。
- 茶わん蒸し:だしを取る手間を減らしながら、やさしい風味を付けられます。
- 浅漬け:野菜と白だしを合わせて漬けることで、手軽な副菜になります。
関連する取り組み
七福醸造では、白だしを身近に感じてもらうため、7月29日を中心に愛知県碧南市の工場で「白だしの日まつり」を開催してきました。地域の人々や子どもたちが参加できる催しを通じて、白だしの使い方や食文化を伝える機会となっています。
豆知識
- 白だしは、料理を白く仕上げる調味料ではなく、淡い色の白しょうゆをベースにした調味料です。
- 白しょうゆは一般的な濃口しょうゆと比べて小麦の割合が多く、色が淡いことが特徴です。
- 白だしは色が薄くても塩分が低いとは限りません。濃縮タイプが多いため、使用量や希釈割合を確認することが大切です。
- 七福醸造は1978年に白だしの製造・販売を始め、日本で最初に白だしを開発した会社として紹介しています。