ナプロアースの日(7月26日)

ナプロアースの日は、毎年7月26日に設けられている記念日です。福島県伊達市に本社を置き、自動車のリサイクルや中古部品の販売などを手がける株式会社ナプロアースが制定しました。
由来
日付は、7を「ナ」、2を「プ」、6を「ロ」と読むと、社名の「ナプロ」になる語呂合わせに由来します。
ただし、ナプロアースの日は、社名を広く知ってもらうためだけの記念日ではありません。同社が東日本大震災と福島第一原子力発電所事故による困難を乗り越え、福島県内で再出発した歩みを振り返る日でもあります。
震災と原発事故からの再出発
ナプロアースは、もともと福島県浪江町に本社を置いていました。しかし、2011年3月に発生した東日本大震災と福島第一原子力発電所事故の影響により、在庫などを失い、浪江町で事業を続けることが難しくなりました。
その後、福島県外へ移転する選択肢もあるなか、社員や地域とのつながりを大切にし、福島県伊達市梁川町へ移転しました。残った社員と新たに加わった社員が力を合わせ、ほぼゼロに近い状態から事業の再建を進めたとされています。
7月26日は、その復興の歩みを振り返るとともに、原発事故の経験や、会社を支えてきた社員の功労を忘れず、創業の原点へ立ち返る日として位置づけられています。
ナプロアースの事業
株式会社ナプロアースは、使用済み自動車の適正処理や、自動車中古部品の販売・輸出、中古車や中古タイヤ、中古ホイールの買い取り・販売などを行う総合自動車リサイクル企業です。
廃車となった自動車から、再利用できる部品や鉄、非鉄金属などを取り出し、商品や資源として循環させています。まだ使える部品をリサイクルパーツとして活用することは、廃棄物の削減や資源の有効利用にもつながります。
記念日に込められた意味
ナプロアースの日には、企業名の語呂合わせに加えて、震災と原発事故からの再建を支えた人々への感謝、過去の経験を忘れないという決意、そして創業時の理念を改めて確認するという意味が込められています。
企業が経験した困難と再出発の歴史を伝えるとともに、自動車リサイクルや循環型社会について考えるきっかけにもなる記念日です。
関連する記念日
ナプロアースは、7月26日の「ナプロアースの日」のほか、自動車リサイクルに関係する記念日も制定しています。
- 8月14日「廃車リサイクルの日」:8・1・4を「は・い・しゃ」と読む語呂合わせから制定された記念日です。
- 9月28日「自動車中古部品の日」:自動車の中古部品やリサイクルパーツの利用を広めることを目的とした記念日です。
豆知識
- 7月26日は、7・2・6を「ナ・プ・ロ」と読む社名の語呂合わせになっています。
- ナプロアースは、福島県浪江町から伊達市梁川町へ拠点を移し、福島県内で事業の再建を進めました。
- 記念日には、原発事故の経験や、会社を支えた社員の功績を忘れないという意味も込められています。
- 自動車リサイクルでは、再使用できる部品を取り外して販売するほか、鉄や非鉄金属などを資源として再利用します。