ワキ汗治療の日(7月25日



ワキ汗治療の日は、毎年7月25日に、ワキ汗の原因や医療機関で受けられる治療について正しく知ってもらうことを目的とした記念日です。医療機器や化粧品などを扱う株式会社ジェイメックが制定し、2022年に一般社団法人日本記念日協会へ申請して認定・登録されました。

由来

日付は、汗が気になりやすい「夏」を7で表し、ワキ汗の悩みを解消して「ニコニコ」を25で表す語呂合わせに由来します。「夏もニコニコ」と笑顔で過ごしてほしいという願いが込められています。

制定した株式会社ジェイメックは、ワキ汗が多く出る症状には「原発性腋窩多汗症」という病気が隠れている可能性があることや、ワキ汗は医療機関で相談・治療できることを広く伝えるため、記念日を設けました。

原発性腋窩多汗症とは

原発性腋窩多汗症は、明らかな原因となる病気などがないにもかかわらず、ワキに日常生活へ支障を及ぼすほど多量の汗が出る状態です。衣服の汗じみが気になる、人前に出ることを避けてしまう、仕事や勉強に集中しにくいなど、生活の質に影響する場合があります。

暑いときや運動したときに汗をかくのは自然な体の働きです。ただし、気温や運動量だけでは説明しにくいほど汗が多い状態が続き、日常生活で困っている場合には、皮膚科や形成外科などの医療機関へ相談する選択肢があります。

ワキ汗の主な治療方法

ワキ汗の治療には複数の方法があり、症状の程度や体質、希望などを踏まえて医師が適切な治療法を検討します。

  • 外用薬:ワキに塗り、発汗に関わる働きを抑える薬です。
  • 内服薬:体内から発汗を抑える目的で使用されることがあります。
  • ボツリヌストキシン注射:発汗を促す神経からの信号を抑える治療です。
  • 機器を用いた治療:マイクロ波などを利用し、汗腺へ働きかける方法があります。
  • 外科的治療:症状や治療経過に応じて、手術が検討される場合があります。

治療ごとに期待できる効果、持続期間、費用、副作用や注意点が異なります。自己判断で治療方法を決めるのではなく、医師の診察を受けたうえで、自分に合う方法を相談することが大切です。

ワキ汗とワキガの違い

ワキ汗の量が多い「腋窩多汗症」と、ワキから特徴的なにおいが生じる「腋臭症」、一般にワキガと呼ばれる状態は、同じものではありません。ただし、両方の悩みが重なることもあります。

汗の量が気になるのか、においが気になるのかによって、診断や治療の考え方が異なる場合があります。受診する際には、汗の量、症状が現れる場面、生活への影響、においの有無などを具体的に伝えると相談しやすくなります。

関連する取り組み

株式会社ジェイメックは「ワキ汗治療の日」に合わせ、交通広告やウェブサイトなどを通じて、ワキ汗の原因や治療の選択肢を伝える啓発活動を行っています。

ワキ汗は人に相談しにくく、「体質だから仕方がない」と抱え込んでしまうこともある悩みです。この記念日は、過度なワキ汗が治療の対象になる場合もあることを知り、必要に応じて医療機関へ相談するきっかけの日といえます。

豆知識

  • ワキ汗治療の日は、「7=夏」「25=ニコニコ」という語呂合わせから7月25日に定められました。
  • 記念日には、ワキ汗の悩みから解放され、「夏もニコニコ」と過ごしてほしいという願いが込められています。
  • 大量のワキ汗によって日常生活に支障が出ている場合は、原発性腋窩多汗症の可能性があります。
  • 治療には外用薬、内服薬、注射、医療機器を用いる方法、外科的治療などがあります。
  • 汗の量が多い腋窩多汗症と、においが問題となる腋臭症は、それぞれ異なる状態です。

出典

  • 株式会社ジェイメック「7月25日を『ワキ汗治療の日』に制定!ワキ汗は治療できること、知ってますか?」
  • 株式会社ジェイメック「7月25日の『ワキ汗治療の日』に向けて、啓発活動を実施いたします!」
  • 株式会社ジェイメック「多汗症・ワキガ治療情報サイト」