成人の日

成人の日は、毎年1月の第2月曜日に定められている国民の祝日です。祝日法では「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」と説明されており、人生の節目を迎える若者を社会全体で祝う日とされています。
かつて成人の日は1月15日の固定日でしたが、祝日法の改正により、2000年から現在の「1月の第2月曜日」に変更されました。これにより、成人の日は年によって日付が変わる移動祝日となっています。
由来
成人の日は、1948年に制定された「国民の祝日に関する法律」によって設けられた祝日の一つです。制定当初は1月15日とされていました。
内閣府の解説では、1月15日が選ばれた背景として、古くから行われてきた元服などの成人儀礼が正月と結びついていたことが紹介されています。公家や武家の元服の日をそのまま用いるのではなく、国民の祝日として松の内にあたる日を選んだ、という趣旨が示されています。
その後、1998年の祝日法改正により、2000年から成人の日は「1月の第2月曜日」となりました。この変更は、連休を増やして余暇活動を充実させる、いわゆるハッピーマンデー制度の一環として行われたものです。
成年年齢引き下げ後の成人の日
民法上の成年年齢は、2022年4月1日から20歳から18歳へ引き下げられました。これにより、2004年4月2日以降に生まれた人は、18歳の誕生日に成年に達することになりました。
ただし、成人の日に行われる式典の対象年齢は、法律で一律に定められているものではありません。成年年齢の引き下げ後も、自治体によっては従来どおり20歳を対象に式典を行い、名称を「二十歳のつどい」や「二十歳を祝う会」などに改めて実施する例が見られます。
18歳は進学や就職準備の時期と重なりやすいことや、20歳を人生の節目として祝う慣習が定着していることなどから、20歳を対象にした式典を続ける自治体があります。
背景
成人の日は、単に年齢の節目を祝うだけでなく、社会の一員としての自覚や責任を考える日でもあります。家族や地域の人々に見守られながら、これまでの成長を振り返り、これからの人生に向けて気持ちを新たにする機会とされています。
各地で開かれる式典では、晴れ着やスーツ姿の若者が集まり、旧友との再会を喜んだり、地域からの祝福を受けたりする光景が見られます。新年の時期に行われることもあり、成人の日は日本の年始を彩る行事の一つとして広く親しまれています。
豆知識
- 成人の日は、現在は毎年1月の第2月曜日に行われる移動祝日です。
- 制定当初の成人の日は、1月15日の固定日でした。
- 民法上の成年年齢は2022年4月1日から18歳になりました。
- 式典の対象年齢や名称は自治体によって異なり、20歳を対象に「二十歳のつどい」などとして行われる例があります。
- 祝日法上の成人の日の趣旨は、「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」とされています。