立夏
立夏(りっか)は二十四節気の一つで、暦の上で夏の始まりを告げる節気です。国立天文台の暦要項では、立夏は太陽黄経が45度に達する瞬間として定められてます。
立夏の頃は、日差しが強まり、気温が上昇し始めて、風や空気の質感も春から初夏へ移っていくのを感じやすくなります。新緑が濃くなり、木々の葉が勢いよく伸び、屋外で過ごすのが心地よい季節です。天候は比較的安定していく一方、昼夜の寒暖差が残る地域もあり、体調管理には気を配りたい時期でもあります。
農作業の目安としても語られ、畑では夏野菜の準備が進み、地域によっては苗の植え付けや種まきが本格化していきます。田んぼでは代かきや田植え準備の工程が見え始めるなど、初夏の作柄を左右する段取りが動き出す頃とされます。立夏は、暮らしの季節が「春の整え」から「夏へ向けた実際の準備」へ切り替わる節目として、自然と人の営みの両方を意識できるタイミングです。