沖縄本土復帰記念日(5月15日

沖縄本土復帰記念日のイメージ画像

沖縄本土復帰記念日は、毎年5月15日に設けられている記念日です。1972年(昭和47年)5月15日、第二次世界大戦後27年間にわたってアメリカの施政下に置かれていた沖縄が日本に返還されたことを記念しています。「祖国復帰」として沖縄の人々が長年望んできた日であり、日本の戦後史において重要な節目の日です。

沖縄では毎年5月15日に「沖縄復帰記念式典」が行われ、復帰への経緯・歴史・沖縄の平和への思いが語り継がれています。

由来

沖縄は1945年の沖縄戦(太平洋戦争末期の地上戦)で激しい被害を受け、終戦後はアメリカの施政下に置かれました。1952年のサンフランシスコ講和条約発効後も沖縄はアメリカの統治が続き、日本本土とは異なる状況に置かれていました。

沖縄の人々は「祖国復帰運動」を続け、1971年の沖縄返還協定締結を経て、1972年5月15日に沖縄の施政権が日本に返還されました。復帰に際しては核抜き・本土並み返還という条件をめぐる交渉が続けられました。

沖縄戦の記憶

沖縄の歴史において沖縄戦(1945年)は忘れることのできない出来事です。

  • 激しい地上戦:沖縄は太平洋戦争唯一の大規模地上戦の舞台となり、民間人を含む約20万人が犠牲になったとされています。
  • ひめゆり学徒隊:女子学生が看護隊として動員され、多くが命を落としました。ひめゆりの塔は平和の象徴として今も多くの参拝者が訪れます。
  • 「慰霊の日」(6月23日):沖縄戦で組織的な戦闘が終結した日として、沖縄では毎年6月23日が「慰霊の日」として設けられています。

復帰後の沖縄と基地問題

復帰後の沖縄は本土との経済格差解消に取り組みながら発展してきましたが、一方でアメリカ軍基地の問題は現在も続いています。

  • 日本の国土の約0.6%の沖縄に、在日米軍基地の約70%以上が集中しています。
  • 基地周辺の騒音問題・環境問題・米軍関係者による事件など、沖縄の人々は今も多くの課題に直面しています。
  • 沖縄は平和教育の先進地として、戦争体験を語り継ぐ取り組みを続けています。

豆知識

  • 沖縄本土復帰記念日は5月15日で、1972年5月15日の沖縄返還を記念する日です。
  • 沖縄はアメリカの施政下に1945年から1972年まで27年間置かれていました。
  • 復帰時の沖縄の通貨はドルから円へ切り替えられ、車の通行も右側通行から左側通行に変わりました(1978年)。
  • 沖縄県の「慰霊の日(6月23日)」は沖縄戦の終結を悼む日で、県民の祝日として位置づけられています。

出典