勤労感謝の日(11月23日)
勤労感謝の日は、毎年11月23日の国民の祝日です。趣旨は「勤労をたっとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう」と定められており、働くことそのものだけでなく、日々の暮らしを支えるさまざまな仕事や、社会のつながりに目を向けて感謝を伝える日として位置づけられています。
日付の背景には、古くから行われてきた「新嘗祭(にいなめさい)」があります。新嘗祭は、その年に収穫された新穀を神に供え、実りに感謝する儀礼として伝わってきました。戦後、祝日の制度が整えられる中で、11月23日は「勤労感謝の日」として定められ、収穫への感謝という文化的背景を残しつつ、働くことや生産、支え合いへの感謝を広く表す祝日として受け継がれています。
この日は、特別な決まりごとがある日ではありませんが、身近なところでは家族や同僚、地域の人へ「いつもありがとう」を言葉にするきっかけとして使いやすい祝日です。食事を用意してくれる人、物流やインフラを支える人、医療や福祉に関わる人など、普段は意識しにくい支えに気づきやすい日でもあります。