目の愛護デー(10月10日)

目の愛護デーは、毎年10月10日に設けられている記念日です。厚生労働省が制定した日で、目の健康への関心を高め、眼科検診の受診を促すことを目的としています。日付の「10・10」を横に倒すと眉と目の形に見えることから、この日が選ばれました。
目は毎日休みなく使う大切な器官でありながら、不調に気づきにくいことも多いです。目の愛護デーは、普段意識しにくい目の健康について改めて考えるきっかけを提供する記念日です。
由来
目の愛護デーの歴史は古く、1931年(昭和6年)に中央盲人福祉協会が「視力保存デー」として始めたことが起源です。その後、1947年(昭和22年)に現在の「目の愛護デー」という名称に改められました。
日付の10月10日は、数字の「10・10」を横にするとまゆと目の形に見えることから選ばれたとされています。この語呂合わせのわかりやすさもあって、広く定着した記念日のひとつです。
目の健康を守るために
現代生活ではスマートフォンやパソコンの使用が増え、目への負担が大きくなっています。目の疲れや乾燥、視力の低下を防ぐために、日常的なケアが重要です。
- 20-20-20ルール:20分おきに20フィート(約6メートル)先を20秒間眺めることで目の疲れを軽減できるとされています。
- 適切な照明:読書やデバイス使用時は明るすぎず暗すぎない照明環境を整えましょう。
- 定期的な休憩:長時間の近距離作業は目のピント調節機能に負担をかけます。意識的に休憩を取ることが大切です。
- 眼科検診:自覚症状がなくても定期的に眼科を受診することで、緑内障や白内障などの早期発見につながります。
主な目の病気
加齢や生活習慣によって発症リスクが高まる目の疾患があります。早期発見・早期治療が視力を守るうえで重要です。
- 緑内障:眼圧の上昇などにより視神経が徐々に障害される病気です。日本人の失明原因の第1位とされています。自覚症状が出にくく、定期検診が大切です。
- 白内障:目のレンズにあたる水晶体が濁ってしまう病気です。加齢が主な原因で、手術による治療が一般的です。
- 加齢黄斑変性:網膜の中心部「黄斑」が障害される病気です。視野の中心部がゆがんで見えたり見えにくくなったりします。
豆知識
- 目の愛護デーは10月10日で、「10・10」を横にするとまゆと目の形に見えることに由来します。
- 1931年に「視力保存デー」として始まり、1947年に「目の愛護デー」に改称されました。
- 日本では約2000万人が緑内障の疑いがあるとされていますが、治療を受けているのは一部にとどまるとも言われます。
- スマートフォンの画面から発せられるブルーライトは目の疲れに影響するとされ、フィルターの活用が広まっています。