写真の日(6月1日)

写真の日は、毎年6月1日に設けられている写真文化に関する記念日です。公益社団法人日本写真協会が1951年(昭和26年)に制定したもので、現在も写真文化の振興に関わる表彰や写真展などの行事と結びついています。
由来
6月1日が写真の日とされたのは、制定当時に参照された資料で、1841年(天保12年)6月1日に日本で初めて写真撮影が行われたとされていたためです。
その説明では、オランダからもたらされた写真機によって、薩摩藩主の島津斉彬が撮影されたとされていました。しかし、日本写真協会は、その後の調査によって、この制定根拠となった内容に誤りが確認されていると説明しています。
現在の位置づけ
制定の根拠となった「1841年6月1日が日本初の写真撮影日」という内容は、現在では誤りとされています。一方で、6月1日の「写真の日」は、制定後に広く定着した記念日として現在も続いています。
日本写真協会では、毎年6月1日の「写真の日」に合わせて、日本の写真界や写真文化に貢献した個人・団体を対象とする「日本写真協会賞」の表彰を行っています。また、6月1日を中心に、写真展や写真に関する行事が行われることもあります。
写真文化を見直す日
写真は、人物や風景、出来事を記録するだけでなく、時代の空気や人々の記憶を残すメディアとして発展してきました。スマートフォンで気軽に撮影できる現代でも、写真は日常の記録、家族の思い出、報道、芸術表現など、幅広い場面で使われています。
写真の日は、写真の歴史を知るとともに、撮ること、残すこと、見返すことの意味を考えるきっかけになる記念日です。
4月10日の「フォトの日」との違い
写真に関する記念日として、4月10日の「フォトの日」もあります。こちらは「フォ(4)ト(10)」という語呂合わせに由来する別の記念日です。
フォトの日は、写真を撮る文化だけでなく、写真を贈る、写真を飾るといった楽しみ方を広める目的で制定された記念日とされています。6月1日の「写真の日」とは、日付も由来も異なります。
豆知識
- 写真の日は、1951年(昭和26年)に日本写真協会によって制定されました。
- 6月1日という日付は、制定当時に「日本初の写真撮影日」と考えられていた資料の記述に基づいています。
- その後の調査により、1841年6月1日を日本初の写真撮影日とする説明は誤りと確認されています。
- 現在も6月1日は写真の日として、日本写真協会賞の表彰など写真文化に関わる行事と結びついています。
- 4月10日のフォトの日は、「フォ(4)ト(10)」の語呂合わせに由来する別の記念日です。