ミシンの日(3月4日

ミシンの日は、一般社団法人日本縫製機械工業会が制定した記念日で、日付は毎年3月4日の固定日です。日付は「ミ(3)シ(4)ン」と読む語呂合わせから定められました。

制定の背景として同工業会が示しているのは、ミシンの発明からおよそ200年という節目を機に、ミシンやホームソーイングの良さをあらためて伝える目的で記念日とした、という点です。ミシンの歴史については、さまざまな改良と発明の積み重ねで現在の形になってきた経緯があり、初期の特許としてはイギリスのトーマス・セイントの名が挙げられます。その後、実用化や普及の面では複数の発明家やメーカーが関わり、縫製の効率化や衣生活の変化に大きな影響を与えてきました。

ミシンの日は、産業としての縫製機械だけでなく、家庭洋裁や手芸といった暮らしに近い領域とも結び付いた記念日です。衣類の補修やリメイク、入園入学用品の制作など、身近な「つくる」行為を支えてきた道具としてのミシンに目を向け、縫う技術やものづくりの価値を再確認する日として位置づけられています。