国際女性デー(3月8日

国際女性デー(こくさいじょせいデー/International Women’s Day、3月8日)は、女性の権利とジェンダー平等の実現に向けた歴史的な取り組みを記念し、世界各地で行動や発信が行われる日です。起源は20世紀初頭の労働運動や参政権運動などにさかのぼり、国連は1975年(国際婦人年)からこの日を国連行事として扱い、1977年の国連総会決議で、加盟国に対し「女性の権利と国際平和のための国連の日」を各国の事情に応じて設けるよう呼びかけました。その流れの中で、現在は多くの国・地域で3月8日が国際女性デーとして定着し、国連も毎年この日に合わせてテーマを掲げ、啓発やイベントを実施しています。

当日は、賃金格差、政治参加、教育機会、性暴力の根絶、ケア労働、働き方、意思決定の場における多様性など、国や地域で課題の現れ方が異なるテーマを軸に、集会・デモ、シンポジウム、学校や職場での学習企画、企業や自治体のキャンペーン、寄付・募金、SNSでの発信などが幅広く行われます。国連の枠組みでは毎年公式テーマが設定され、国際社会としての優先課題を共有する日にもなっています。

「シンボルカラー」については注意点があります。国際女性デー全体の“公式カラー”が国連によって一律に定められているわけではありません。一方で、イタリアでは3月8日にミモザ(黄色い花)を贈り合う習慣が広く知られており、ミモザが国際女性デーの象徴として扱われる文化があります(1946年に女性団体が象徴として選んだ、という説明がよく引用されます)。そのため「ミモザイエロー」は、国際女性デーの象徴として語られることがありますが、特にイタリアの慣習に根差したシンボルとして理解するのが正確です。