いのちの日 東日本大震災(3月11日

いのちの日(3月11日)は、東日本大震災が発生した3月11日をきっかけに、命の大切さを考え、震災の教訓を風化させず、災害への備えにつなげる目的で、災害時医療を考える会(Team Esteem)が記念日として申請し、一般社団法人 日本記念日協会に認定・登録された記念日です。

この日は追悼の意味合いだけでなく、「いざという時に命を守る行動」を見直す日として位置づけられます。たとえば、犠牲者への黙とうを行いながら、避難行動の確認、家族との連絡手段の整理、備蓄や非常持ち出し品の点検、持病がある人の薬やお薬手帳の準備など、具体的な備えを更新する機会になります。地域や団体によっては、防災ワークショップや学習会を開き、災害時に必要となる自助(自分で身を守る備え)・共助(地域で支え合う仕組み)・公助(行政などの支援)の役割を学び、実際の行動に落とし込む取り組みも行われます。

いのちの日は、悲しみを忘れないための日であると同時に、「次の災害で命を守るために何をしておくか」を考え直し、家庭や地域の防災力を高める節目として活用されている記念日です。

3月11日の「いのちの日」とは別に、12月1日にも「いのちの日」があります。こちらは東日本大震災由来ではなく、自殺予防活動の一環として厚生労働省が設けた日とされ、毎年この日から一定期間、相談窓口「いのちの電話」などの周知・啓発が行われます。