ヤシノミ洗剤の日(8月4日)

ヤシノミ洗剤の日は、毎年8月4日に設けられている記念日です。サラヤ株式会社が、環境にまつわるさまざまな問題を多くの人と共有し、日々の暮らしと地球環境の関係について考えるきっかけをつくるために制定しました。
由来
日付は、8を「ヤ」、4を「シ」と読む「ヤシ」の語呂合わせに由来します。2022年に一般社団法人日本記念日協会から「ヤシノミ洗剤の日」として登録認定されました。
記念日には、ヤシノミ洗剤を製造する企業として、洗剤の原料や排水だけでなく、パーム油の生産地で起きている森林破壊、生物多様性の減少、人権などの課題を消費者と共有し、改善に向けた活動を継続していくという目的が込められています。
ヤシノミ洗剤の誕生
ヤシノミ洗剤は、河川の汚染などが社会問題となっていた時代に、環境への負荷を抑えた洗剤をつくりたいという考えから開発され、1971年に発売されました。
ヤシの実由来の植物性洗浄成分を使用し、排水後に洗浄成分がすばやく分解されることを特徴としています。また、「洗浄に不要な成分は入れない」という考えから、無香料・無着色にこだわってきたロングセラー商品です。
原料の生産地が抱える環境問題
植物由来の原料であっても、その生産方法が必ず環境にやさしいとは限りません。パーム油の原料となるアブラヤシの農園が急速に拡大した地域では、熱帯雨林の減少や野生動物の生息地の分断などが問題となっています。
サラヤは、こうした原料生産地の課題を受け、持続可能なパーム油の普及や、ボルネオ島での生物多様性保全活動などに取り組んでいます。ヤシノミ洗剤の日は、商品を紹介するだけでなく、原料がどこで、どのようにつくられているのかにも目を向ける日とされています。
関連する取り組み
サラヤは、2004年からボルネオ島北部のマレーシア・サバ州を中心に、野生動物の生息環境を守るための活動を支援しています。また、環境や人権に配慮して生産されたパーム油の普及を目指す国際的な枠組みに参加し、持続可能な原料調達を進めています。
ヤシノミ洗剤の日に合わせて、森林や海洋ごみ、生態系などをテーマにした学習企画や寄付キャンペーンが実施されることもあります。家庭で使う洗剤を入り口に、陸と海の環境問題を身近な課題として考える取り組みです。
暮らしの中で考えたいこと
- 洗剤は適量を守り、必要以上に使用しない。
- 詰め替え商品を活用し、容器ごみを減らす。
- 商品の原料や生産地、企業の環境活動を確認する。
- 認証制度などを参考に、持続可能性に配慮した商品を選ぶ。
- 海や川に流れ出るごみを減らすため、使い捨て製品の利用を見直す。
豆知識
- ヤシノミ洗剤が発売されたのは1971年です。
- 「ヤシノミ洗剤の日」が記念日として登録認定されたのは2022年です。
- 8月4日という日付は、「ヤ(8)シ(4)」の語呂合わせから選ばれました。
- ヤシノミシリーズには、食器用洗剤のほか、洗濯用洗剤や柔軟剤、ハンドソープなどがあります。