山ごはんの日(8月5日)

山ごはんの日は、毎年8月5日に設けられている、山の上で食べるごはんのおいしさや楽しさを広めるための記念日です。出版社の株式会社新潮社が制定し、一般社団法人日本記念日協会に認定・登録されました。
由来
日付は、「山」の「や」を8、「ごはん」の「ご」を5に当てた「や(8)まご(5)はん」の語呂合わせに由来します。
新潮社のWebコミックサイトで連載された、信濃川日出雄さんの漫画『山と食欲と私』をきっかけに、山の上で料理や食事を楽しむ「山ごはん」が広く注目されるようになりました。
作品のヒットを背景に、山でごはんを食べる幸せをより多くの人に知ってもらい、実際に体験してもらうことを目的として制定されています。2018年4月には、新潮社で記念日登録証の授与式が行われました。
『山と食欲と私』と山ごはん
『山と食欲と私』は、自称「単独登山女子」の会社員・日々野鮎美が、一人で山に登り、山頂や登山道でさまざまな料理を楽しむ姿を描いた作品です。
豪華な料理だけでなく、限られた道具や食材を使った工夫、疲れた体で味わう温かい食事などが描かれ、山で食べるごはんならではの魅力を伝えています。
山ごはんは、料理そのものの味だけでなく、山を歩いた後の達成感、美しい景色、屋外の空気とともに食べる体験全体を楽しむものです。同じおにぎりやカップスープでも、山の上では普段とは異なる特別な一食に感じられることがあります。
山ごはんを楽しむときのポイント
- 持ち運びやすい食材を選ぶ:軽く、傷みにくく、調理に時間がかからない食材が適しています。
- 必要な水の量を確認する:飲料水だけでなく、調理や後片付けに使う水も考えて準備します。
- 火器の使用ルールを守る:山域や施設によっては、バーナーなどの火器が禁止または制限されている場合があります。
- 食材やごみを残さない:食べ残しや包装、調理で出たごみはすべて持ち帰ることが基本です。
- 天候や体調を優先する:悪天候時や体調が優れないときは、調理にこだわらず安全な下山を優先します。
身近に楽しめる山ごはん
山ごはんというと、本格的な登山や凝った料理を想像することがありますが、おにぎり、パン、スープ、麺類、コーヒーなど、簡単なメニューでも十分に楽しめます。
火器を使わず、そのまま食べられる料理を選べば、登山初心者でも取り入れやすくなります。山頂だけでなく、低山の休憩所やハイキングコースなどで、周囲の安全と利用ルールに配慮しながら楽しむ方法もあります。
豆知識
- 「山ごはんの日」は、株式会社新潮社が制定した記念日です。
- 8月5日という日付は、「や(8)まご(5)はん」の語呂合わせから選ばれました。
- 一般社団法人日本記念日協会の記録では、2018年4月9日に記念日登録証の授与式が行われています。
- 山では気温や風の影響を受けやすいため、温かい飲み物や汁物が普段以上においしく感じられることがあります。
- 自然環境を守るため、食べ物を野生動物に与えず、ごみや食べ残しを持ち帰ることが大切です。