薬膳の日(8月9日

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8月9日は「薬膳の日」です。中国伝統医学の考え方をもとに、季節や体質、体調に合わせて食材を選ぶ「薬膳」への正しい理解を広め、日々の健康づくりに役立ててもらうことを目的とした記念日です。

由来

「薬膳の日」は、漢方や薬膳に関する飲食店、料理教室、メニュー開発などの事業を手がけていた株式会社grinによって制定されました。

日付を8月9日とした理由は、「や(8)く(9)ぜん」と読む語呂合わせです。

2013年当時の報道でも、株式会社grinが8月9日を「薬膳の日」として日本記念日協会に登録し、薬膳に対する正しい理解と幅広い世代への普及、薬膳を通じた健康への貢献を目的としていることが確認できます。

薬膳とは?

薬膳というと、「漢方薬や珍しい生薬を使った特別な料理」というイメージを持たれることがありますが、必ずしもそうではありません。

薬膳は、中医学(中国伝統医学)の理論をもとに、季節や体質、体調などを考えながら食材を組み合わせる食の考え方です。身近な野菜、肉、魚、穀類、豆類、果物、香味野菜なども、考え方に沿って組み合わせれば薬膳に取り入れることができます。

日本中医食養学会でも、薬膳は中国伝統医学の基本理論に基づいて食を組み立てるもので、中国料理だけに限定されず、日本料理やさまざまな料理に応用できるものと説明されています。

季節や体質に合わせて食を考える

薬膳では、すべての人が一年中同じものを食べればよいとは考えません。気候や季節、その人の状態などを踏まえて食材を選ぶことを重視します。

例えば、食材には体を温める方向のもの、冷ます方向のものなど、それぞれ異なる性質があると中医学では考えられています。こうした食材の特徴を理解し、日々の食事に生かしていくことが薬膳の基本の一つです。

特別な料理ではなく、日々の食事から

薬膳の魅力は、高価な生薬や特殊な材料を必ず使わなければならないものではなく、普段の食卓にある身近な食材から取り入れられるところにもあります。

旬の野菜を取り入れたり、暑い時期と寒い時期で食材や調理方法を変えたりすることも、季節と体の状態を意識するという意味では薬膳の考え方につながります。

「薬食同源」という考え方

薬膳の背景には、食べ物と健康を切り離して考えない「薬食同源」に通じる考え方があります。毎日の食事を単に空腹を満たすものとしてだけでなく、体を整え、健康を保つための大切な習慣として捉えます。

ただし、薬膳は医療そのものではありません。病気や強い症状がある場合には食事だけで対応しようとせず、必要に応じて医療機関を受診することが大切です。

薬膳の日をきっかけに

制定当初から、8月9日の「薬膳の日」には、薬膳に関係する団体や店舗、専門家などによる勉強会、食事会、展示、キャンペーンなどが行われてきました。

近年も薬膳に関連する団体が8月9日に合わせて企画を行う例があり、薬膳について学んだり、実際に味わったりするきっかけの日として活用されています。

豆知識

  • 8月9日という日付は「や(8)く(9)ぜん」の語呂合わせに由来します。
  • 「薬膳の日」は株式会社grinが制定し、日本記念日協会に登録された記念日として紹介されています。
  • 薬膳は中国伝統医学の理論をもとに、季節や体質、体調などを考えて食材を組み合わせます。
  • 生薬を必ず使うものではなく、普段使っている身近な食材も薬膳に活用できます。
  • 中国料理だけではなく、日本料理をはじめとするさまざまな料理に薬膳の考え方を応用できます。