テロ被害者想起と追悼の国際デー(8月21日

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8月21日は、国連が定める「テロ被害者想起と追悼の国際デー」です。テロによって命を奪われた人々を追悼するとともに、生存者や遺族を含む被害者に連帯し、その人権と基本的自由を守り、必要な支援について国際社会が考えるための日です。

由来

この国際デーは、国連総会が2017年に採択した決議72/165によって、毎年8月21日と定められました。国連は、テロの被害者や生存者を記憶し、その声に耳を傾け、尊厳と権利を守ることの重要性を訴えています。

テロ事件は発生直後には大きく報道される一方、時間の経過とともに、被害者や遺族、生存者が抱える長期的な問題が社会から見えにくくなることがあります。国連は、身体的・精神的な被害からの回復、社会への再統合、権利の保障など、中長期にわたる支援が重要だとしています。

テロ被害者の権利と支援を考える日

「テロ被害者想起と追悼の国際デー」は、犠牲者を追悼するだけの記念日ではありません。被害者や生存者の声を社会に伝え、必要な支援を受けられる環境を整え、人権と基本的自由を促進・保護することも重要な目的とされています。

国連テロ対策事務所では、各国政府や市民社会と連携しながら、テロ被害者への支援体制の強化や、被害者団体同士のネットワークづくりなどを進めています。被害を経験した人々自身が平和やテロ防止について発信することも、国際的な取り組みの一つとして重視されています。

なぜ追悼を続けることが重要なのか

国連は、テロ被害者や生存者が事件後も長期にわたって、身体的な後遺症や精神的な苦痛、社会生活上の困難などを抱える場合があると指摘しています。そのため、事件そのものだけでなく、その後を生きる人々にも継続的に目を向ける必要があります。

8月21日は、世界各地のテロ被害者を記憶するとともに、被害者の尊厳を守り、孤立させないために社会や国際社会が何をできるのかを考える日でもあります。

豆知識

  • 国連総会は2017年の決議72/165で、8月21日をこの国際デーとして制定しました。
  • 国連が掲げる目的には、テロ被害者を追悼することに加え、被害者への連帯、人権と基本的自由の促進・保護が含まれています。
  • 国連は、テロ事件の直後だけでなく、被害者や生存者が必要とする中長期的な支援の重要性も強調しています。

出典

国連「International Day of Remembrance and Tribute to the Victims of Terrorism」、国連テロ対策事務所および国連総会決議72/165の公開情報をもとに構成しています。