冬至
冬至は二十四節気の一つで、北半球では太陽の南中高度が一年で最も低くなり、昼の長さが最も短くなる頃を指します。二十四節気は季節を天文学的に区切る考え方で、冬至は太陽が黄道上を進んだ位置が太陽黄経270度に達した瞬間で定義されます。その瞬間を含む日が冬至の日として扱われるため、日付は固定ではなく毎年変わる変動日です。
日本では冬至に柚子湯に入って体を温め、寒さが厳しくなる時期の無病息災を願う風習が広く知られています。食の面では、かぼちゃを食べる習慣がよく語られ、地域や家庭によっては小豆粥を食べるなど、冬場を元気に過ごすための縁起担ぎや滋養の工夫として受け継がれてきました。年末が近づく季節の節目として、一年の流れを意識し直す日としても親しまれています。
冬至の具体的な年月日や時刻は年によって異なるため、確実に確認するには国立天文台の暦要項などの一次情報で、その年の「二十四節気」の欄にある冬至の日時を参照するのが確実です。