すいとんで平和を学ぶ日(8月15日

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8月15日は「すいとんで平和を学ぶ日」です。戦時中の食糧難を象徴する食べ物の一つであるすいとんを通して、戦争の悲惨さや平和の尊さを次の世代に伝えることを目的とした記念日です。

由来

「すいとんで平和を学ぶ日」を制定したのは、愛知県犬山市で草の根の平和活動を行う「すいとんの会」です。記念日は2015年6月26日に一般社団法人日本記念日協会に認定・登録されたことが、同協会の記録で確認できます。

日付が8月15日なのは、1945年8月15日が先の大戦の終結を強く記憶する日であり、戦争について振り返り、平和について考える日にふさわしいとの思いからです。政府も毎年8月15日を「戦没者を追悼し平和を祈念する日」と定め、全国戦没者追悼式を行っています。

なぜ「すいとん」で平和を学ぶの?

すいとんは、小麦粉などの粉を水でこねて団子状にし、汁の中で煮て食べる料理です。すいとんそのものは戦時中に生まれた料理ではありませんが、戦争末期から終戦前後の深刻な食糧難の中では、米などが不足するなかで主食を補う代用食の一つとして食べられました。

「すいとんで平和を学ぶ日」では、こうした戦時中の食生活を題材に、子どもたちなどに戦争や原爆の悲惨さ、食べ物が十分に得られなかった時代について伝え、現在の平和な暮らしについて考えるきっかけとすることが目的とされています。

現代のすいとんとは大きく異なる戦時中の食事

現在のすいとんは、肉や野菜、だしを使った具だくさんの料理として楽しまれることもあります。しかし、戦争末期の厳しい食糧事情のもとでは、十分な材料をそろえること自体が困難でした。

そのため、この記念日の趣旨は単に「すいとんを食べる」ことではありません。当時の食糧難に思いを寄せ、食事を通して戦争が人々の日常生活にどのような影響を及ぼしたのかを考えることにあります。

8月15日と平和

日本では、1982年4月13日の閣議決定によって、毎年8月15日が「戦没者を追悼し平和を祈念する日」と定められています。この日には政府主催の全国戦没者追悼式が行われ、先の大戦で亡くなった人々を追悼するとともに、平和への誓いを新たにします。

「すいとんで平和を学ぶ日」も、8月15日という日を単に過去の出来事を振り返るだけの日にするのではなく、戦争の記憶を次世代へ伝え、これからの平和について考える機会にしようという思いにつながる記念日です。

豆知識

  • 「すいとんで平和を学ぶ日」は、愛知県犬山市で平和活動を行う「すいとんの会」が制定しました。
  • 一般社団法人日本記念日協会の記録では、2015年6月26日に認定・登録されています。
  • すいとん自体は戦時中に誕生した料理ではなく、以前から日本で食べられてきた料理です。
  • 戦争末期から終戦前後には、深刻な食糧難の中で米などを補う代用食の一つとしてすいとんが食べられました。
  • 8月15日は、政府が定める「戦没者を追悼し平和を祈念する日」でもあります。

食べることから平和を考える日

日々の食事を十分に選び、安心して食卓を囲めることは、平和な社会と深く結びついています。「すいとんで平和を学ぶ日」は、一杯のすいとんを入り口として、戦争によって失われた暮らしや食べ物の大切さを知り、平和について世代を超えて考える8月15日の記念日です。