省エネルギーの日

省エネルギーの日は、毎月1日に、身近なエネルギーの使い方を振り返り、省エネルギーを継続的に実践することを呼びかける日です。一般に「省エネの日」とも呼ばれますが、正式な名称は「省エネルギーの日」です。
由来
省エネルギーの日は、1980年3月25日に開かれた省エネルギー・省資源対策推進会議で、毎月1日に設定することが決まりました。
それ以前は、冬のエネルギー需要が高まる2月を「省エネルギー月間」とし、その初日である2月1日に省エネルギーを呼びかけていました。これを毎月1日に広げることで、省エネ行動を振り返る機会を増やし、日常生活に定着させることが目的とされました。
そのため、「資源エネルギー庁が単独で制定した日」とするよりも、省エネルギー・省資源対策推進会議で設定が決定され、国の省エネルギー施策として普及啓発が行われてきた日と説明するのが正確です。
8月1日と夏の省エネ
8月1日は毎月の「省エネルギーの日」に当たるとともに、かつては「夏の省エネ総点検の日」としても位置付けられ、冷房などによる電力需要が増える夏に、省エネの取り組みを点検する機会とされてきました。
現在も政府は、夏季や冬季のエネルギー需要を踏まえ、家庭や事業者に無理のない範囲での省エネルギーを呼びかけています。省エネは、単に電気やガスの使用を我慢することではなく、必要なエネルギーを効率よく使い、無駄を減らす取り組みです。
家庭で見直したい省エネ行動
- 冷房の設定温度だけに頼らず、扇風機やサーキュレーターを併用する
- 冷暖房中は、カーテンやブラインドを使って窓からの熱の出入りを抑える
- エアコンのフィルターを定期的に清掃する
- 使用していない照明や電化製品の電源を切る
- 冷蔵庫に食品を詰め込みすぎず、扉を開ける時間を短くする
- 給湯温度やシャワーの使用時間を見直す
- 自動車の急発進や急加速を避け、燃料を効率よく使う
無理をしないことも大切
夏の省エネでは、熱中症を防ぐために適切に冷房を使用することが重要です。高齢者、乳幼児、持病のある人がいる家庭では、体調や室温を確認しながら、安全を最優先に取り組む必要があります。
毎月1日の省エネルギーの日は、電気、ガス、燃料などの使用量を確認し、続けやすい行動を一つずつ見直す機会です。日々の小さな工夫を積み重ねることが、エネルギー資源の有効利用や光熱費の負担軽減につながります。
豆知識
- 「省エネ」は「省エネルギー」を短くした言葉です。
- 省エネとは、必要な生活や活動を一律に控えることではなく、同じ効果をより少ないエネルギーで得ることも含みます。
- 毎月1日に電気・ガスの使用量や料金を確認すると、季節による変化や機器の使い方を見直しやすくなります。