プレミアムフライデー

プレミアムフライデーは、毎月の月末金曜日を中心に、仕事を早めに終えて買い物や外食、旅行、趣味、家族との時間などを楽しむことを提案する取り組みです。官民が連携して2017年2月24日に始まり、消費の活性化だけでなく、働き方や生活の過ごし方を見直すきっかけをつくることも目的とされました。
日付は毎年7月31日に固定されているわけではなく、毎月の月末金曜日が対象です。2026年7月は31日が金曜日に当たるため、7月31日がプレミアムフライデーとなります。
由来
プレミアムフライデーは、政府と経済界が連携して推進したキャンペーンです。個人消費を盛り上げるとともに、月末金曜日には仕事を早めに切り上げ、普段より豊かな時間を過ごすという新しい生活スタイルを広める目的で始まりました。
第1回は2017年2月24日に実施され、企業や自治体、商業施設、飲食店などが参加しました。開始当初は、午後3時ごろの退社を促す取り組みや、限定メニュー、割引、旅行商品、イベントなどが各地で展開され、「プレ金」の略称でも知られるようになりました。
消費喚起と働き方の見直し
プレミアムフライデーは、単なる値引きキャンペーンとしてではなく、買い物、外食、観光、文化体験などを楽しむ時間を生み出し、生活の充実につなげる取り組みとして位置付けられました。
また、長時間労働を見直し、仕事と私生活の調和を考える機会としても推進されました。ただし、すべての企業に午後3時退社を義務付ける制度ではありません。実施方法は企業や職場によって異なり、早期退社、休暇取得の奨励、別の日への振り替えなど、業務の状況に応じた対応が行われました。
現在のプレミアムフライデー
開始当初と比べると、大規模なイベントや企業による早期退社の呼びかけを目にする機会は少なくなっています。一方、経済産業省は現在も、プレミアムフライデーを「個人が幸せや楽しさを感じられる体験」と、そのための時間の創出を促す取り組みとして案内しています。
かつて情報発信を担っていたプレミアムフライデー推進協議会の公式ウェブサイトは、2023年6月に閉鎖されました。ただし、サイトの閉鎖だけを理由に、プレミアムフライデーそのものが正式に廃止されたとするのは正確ではありません。関連情報は経済産業省のウェブサイトに引き継がれています。
過ごし方
- 仕事を早めに終え、家族や友人と食事を楽しむ
- 週末と組み合わせて、近場への旅行や観光に出かける
- 映画、美術館、ライブなどの文化体験を楽しむ
- 買い物や習い事など、普段は時間を取りにくいことに取り組む
- 残業を減らし、休息や趣味の時間を確保する
豆知識
- プレミアムフライデーは、毎月の最終日ではなく、原則として「月末の金曜日」を対象としています。
- 午後3時退社は代表的な実施例ですが、法律で定められた一律の退社時刻ではありません。
- 業務の都合で月末金曜日に実施できない職場では、別の日に振り替えるなどの柔軟な取り組みも想定されていました。
- 2026年7月の月末金曜日は7月31日です。
出典
- 経済産業省「プレミアムフライデー ~月末金曜、豊かに過ごそう~」
- 経済産業省「プレミアムフライデーとは」
- 経済産業省「プレミアムフライデー推進協議会のサイト閉鎖について」