パラスポーツの日(8月25日)

8月25日は「パラスポーツの日」です。障害の有無にかかわらずスポーツを楽しみ、パラスポーツの魅力や可能性を広く知ってもらうことを目的とした記念日です。特定非営利活動法人アダプテッドスポーツ・サポートセンター(ASSC)が制定し、一般社団法人日本記念日協会に認定されています。
由来
「パラスポーツの日」は、アダプテッドスポーツ・サポートセンターが2014年に制定した記念日です。日付の8月25日は、当初予定されていた東京2020パラリンピックの開会日が2020年8月25日だったことに由来します。
東京でのパラリンピック開催をきっかけに、パラスポーツへの関心を高めるだけでなく、スポーツを通じて障害のある人とない人がともに参加できる社会について考えてほしいという思いが込められています。
東京2020パラリンピックは実際には8月24日に開幕
記念日の由来を確認する際に注意したいのが、実際の東京2020パラリンピックの開催日です。当初は2020年8月25日の開幕が予定されていましたが、新型コロナウイルス感染症の世界的流行によって大会が1年間延期されました。
延期後の東京2020パラリンピックは、2021年8月24日から9月5日まで開催されました。そのため、「8月25日は実際の東京パラリンピック開会日だった」という説明は正確ではなく、当初予定されていた開会日にちなんだ記念日とするのが適切です。
パラスポーツとは
パラスポーツは、障害のある人が参加するスポーツを中心に使われる言葉です。競技によっては、障害の特性に応じてルールや用具、競技方法などが工夫されています。
例えば、車いすテニスや車いすバスケットボール、ボッチャ、ゴールボール、パラ陸上、パラ水泳など、さまざまな競技があります。単に既存のスポーツを障害者向けに変更したものだけではなく、ボッチャやゴールボールのように独自の競技性を持つ種目もあります。
「できない」ではなく、どうすれば参加できるか
パラスポーツの大きな特徴のひとつは、身体の状態や障害の特性に合わせて用具やルール、環境を工夫することで、スポーツへの参加の可能性を広げていることです。
こうした考え方は競技の世界だけにとどまりません。誰もが参加しやすい施設やサービス、社会の仕組みを考えるうえでも、パラスポーツが持つ工夫や発想は多くのヒントを与えてくれます。
関連する取り組み
制定したアダプテッドスポーツ・サポートセンターは、「パラスポーツの日」に関連して、パラスポーツの魅力と可能性を伝えるイベントなどを行ってきました。また、8月25日からの期間を「パラスポーツ週間」として位置づけ、普及・啓発活動を展開した実績もあります。
2024年には、ボッチャとeスポーツを体験できるイベントを開催するなど、障害の有無や世代などを越えてスポーツに触れられる機会づくりも進められました。
豆知識
- 「パラスポーツの日」は、アダプテッドスポーツ・サポートセンターが2014年に制定した記念日です。
- 8月25日は、東京2020パラリンピックが当初2020年8月25日に開幕する予定だったことに由来します。
- 大会は新型コロナウイルス感染症の影響で延期され、実際には2021年8月24日に開幕しました。
- 制定団体は「パラスポーツの日」を通じて、パラスポーツの魅力や可能性を伝える活動を行ってきました。
- パラスポーツには、車いすテニスやボッチャ、ゴールボールなど、多様な競技があります。
8月25日の「パラスポーツの日」は、競技の迫力や選手の活躍に注目するだけでなく、障害の有無にかかわらず誰もがスポーツや社会に参加できる環境とは何かを考えるきっかけとなる記念日です。