パン粉の日(8月5日)

パン粉の日は、毎年8月5日に設けられている記念日です。とんかつやコロッケ、エビフライなどの衣をはじめ、さまざまな料理に使われるパン粉の魅力を広く知ってもらうことを目的としています。
由来
パン粉の日を制定したのは、家庭用・業務用のパン粉を製造するフライスター株式会社です。
日付は、8を「パン」、5を「粉」と読んだ「パン(8)粉(5)」の語呂合わせに由来します。パン粉を使った料理を広くPRし、日々の食事により活用してもらいたいとの思いが込められています。
フライスター株式会社は1947年8月5日に創業しており、8月5日は同社にとってもパン粉づくりの歩みが始まった日です。
パン粉とは
パン粉は、小麦粉やパン酵母などを原料としてパンを焼き、それを粉砕して粒の大きさを整えた食品です。主に揚げ物の衣として使われ、油で加熱すると香ばしく、サクサクとした食感を生み出します。
揚げ物以外にも、ハンバーグやミートボールのつなぎ、グラタンのトッピング、食材の水分調整など、幅広い料理に利用されています。
生パン粉と乾燥パン粉の違い
パン粉は、含まれる水分量などによって、主に生パン粉と乾燥パン粉に分けられます。
- 生パン粉は乾燥させていないパン粉で、粒が大きく柔らかいため、ボリュームのあるサクサクとした衣に仕上がりやすいのが特徴です。
- 乾燥パン粉は水分を減らして乾燥させたもので、香ばしいカリッとした食感を出しやすく、比較的保存しやすいのが特徴です。
日本農林規格では、乾燥パン粉は「パン粉のうち、水分が14%以下になるように乾燥したもの」、生パン粉は「パン粉のうち、乾燥しないもの」と定義されています。
揚げ物だけではないパン粉の使い方
パン粉は、とんかつやコロッケなどの衣だけでなく、日常の料理を支える便利な食材です。
- ハンバーグに混ぜて肉汁や水分を保ち、形をまとめやすくする
- グラタンや焼き料理に振りかけ、香ばしい焼き目を付ける
- 魚や肉にまぶして、オーブンやフライパンで焼く
- スープやソースに加え、適度なとろみを付ける
- 粉チーズやハーブと混ぜ、香草パン粉焼きにする
豆知識
- 粒の大きなパン粉はボリュームのある衣になりやすく、粒の細かなパン粉は食材に均一に付きやすいという特徴があります。
- 乾燥パン粉を少量の水で湿らせてなじませると、生パン粉に近い柔らかな食感を出しやすくなります。
- 一度、肉や魚、卵液などに触れたパン粉は衛生上保存せず、使い切ることが大切です。
- パン粉は海外でも「PANKO」の名称で知られ、軽くサクサクした衣を作る食材として利用されています。
パン粉の日には、いつもの揚げ物だけでなく、香草パン粉焼きやグラタンなどにもパン粉を取り入れ、粒の大きさや種類による食感の違いを楽しんでみるのもよいでしょう。