パクチーの日(8月9日)

8月9日は「パクチーの日」です。日付は、パクチーの「パ」を8、「ク」を9に見立てた「パ(8)ク(9)チー」の語呂合わせに由来します。独特の香りで知られるパクチーに親しみ、その魅力を楽しむ日として紹介されています。
由来
「パクチーの日」が8月9日とされる理由は、「パ(8)ク(9)チー」という分かりやすい語呂合わせです。
8月9日を「パクチーの日」とする紹介は複数の記念日資料や企業のキャンペーンなどで確認でき、実際にこの日に合わせてパクチーを使ったメニューや企画が行われた例もあります。
一方、制定者については「全日本パクチー協会」などの名前が紹介される資料がありますが、確認できる範囲では、制定経緯や正式な登録情報を裏付ける一次資料が十分ではありません。そのため、「特定の団体が正式に制定した」とまでは断定せず、8月9日に広く紹介されているパクチーの記念日として捉えるのが適切です。
パクチーとは
パクチーはセリ科の植物「コリアンダー」の葉や茎を食用にしたもので、タイ料理やベトナム料理をはじめ、世界各地の料理に使われています。
日本ではタイ語由来の「パクチー」という呼び名がよく知られていますが、英語では「coriander(コリアンダー)」、中国語では「香菜(シャンツァイ/シャンツァイに近い発音)」など、地域によってさまざまな名前で呼ばれています。
また、北米などでは葉の部分を「cilantro(シラントロ)」、種子を「coriander」と呼び分けることもあります。同じ植物でありながら、使う部位や地域によって名称が変わるのもパクチーの興味深い特徴です。
独特の香りはどこから来る?
パクチーの大きな特徴が、非常に個性的な香りです。葉にはアルデヒド類などの香気成分が含まれており、この香りを爽やかだと感じる人がいる一方、石けんのような香りに感じる人もいます。
パクチーの好き嫌いには食文化や食経験だけでなく、香りの感じ方に関係する遺伝的な要因が影響する可能性を示した研究もあります。そのため、「好きな人にはたまらないが、苦手な人にはかなり強烈」という、好みが分かれやすい食材としても知られています。
世界の料理で活躍するパクチー
日本ではエスニック料理のイメージが強いパクチーですが、実際には世界の幅広い地域で利用されています。
- タイ料理では、スープや麺料理、炒め物などの香り付けや仕上げに使われます。
- ベトナム料理では、フォーやバインミーなどに香草として添えられます。
- 中国料理では「香菜」と呼ばれ、麺料理やスープ、和え物などに使われます。
- メキシコ料理などでは「シラントロ」と呼ばれ、サルサやタコスなどに欠かせない香草のひとつです。
- インド料理では葉だけでなく、乾燥させた種子も「コリアンダーシード」としてスパイスに利用されます。
葉だけではないコリアンダーの魅力
パクチーというと緑色の葉を思い浮かべますが、コリアンダーは種子も香辛料として広く利用されています。
葉の強い青々とした香りとは異なり、乾燥させたコリアンダーシードには、柑橘類を思わせるような爽やかで甘い香りがあります。カレーやスパイス料理などにも使われ、葉が苦手でもコリアンダーシードの風味は好きという人も珍しくありません。
8月9日はパクチーを楽しんでみる日
「パクチーの日」は、語呂合わせから生まれたユニークな記念日です。好きな人なら料理にたっぷり追加する「追いパク」を楽しんだり、普段あまり食べない人ならタイ料理やベトナム料理などを通じて少量から味わったりするきっかけになります。
パクチーとして食べる葉、香菜、シラントロ、そしてスパイスとして使われるコリアンダーシード。同じ植物が世界各地で異なる名前と食文化を持っていることを知るのも、8月9日の楽しみ方のひとつです。
豆知識
- 8月9日になった理由は「パ(8)ク(9)チー」の語呂合わせです。
- パクチーとコリアンダーは、基本的に同じ植物を指します。
- 中国では「香菜」、北米などでは葉を「シラントロ」と呼ぶことがあります。
- 葉だけでなく、種子も「コリアンダーシード」として香辛料に利用されています。
- パクチーの独特な香りの感じ方には、食経験だけでなく遺伝的要因が関係する可能性も研究されています。