モンモリロナイトの日(9月1日

モンモリロナイトの日のイメージ画像


9月1日は「モンモリロナイトの日」です。国産の天然クレイ「モンモリロナイト」を使ったスキンケアやボディケア製品を手がける株式会社粘土科学研究所が制定した記念日で、モンモリロナイトという素材の魅力をより多くの人に知ってもらうことを目的としています。2021年に一般社団法人日本記念日協会によって認定・登録された記念日です。cite

由来

日付が9月1日になった理由は、9・0・1を「ク(9)レ(0)イ(1)」と読む語呂合わせです。「clay(クレイ)」は英語で粘土を意味し、モンモリロナイトが粘土鉱物の一種であることにちなんでいます。cite

制定した株式会社粘土科学研究所は、1965年に創業者の手塚熙氏がモンモリロナイトの応用研究を始めたことをルーツとし、1979年に前身の「ゲラン開発研究所」を設立、1984年に現在の株式会社粘土科学研究所へ商号を変更しました。現在もモンモリロナイトを使った化粧品の研究開発・製造を手がけています。cite

モンモリロナイトとは

モンモリロナイトは、スメクタイト族を代表する粘土鉱物の一つです。スメクタイトは層状の結晶構造を持ち、層と層の間に水やさまざまな分子が入り込むことができるため、種類によっては水を含んで大きく膨潤する性質があります。cite

こうした性質から、スメクタイト類は吸着材、充填材、担体、掘削用泥水など幅広い分野で利用されています。モンモリロナイトも、その微細な粒子や水との関わり、吸着特性などを生かし、化粧品を含むさまざまな製品に利用されています。cite

名前はフランスの「モンモリヨン」に由来

「モンモリロナイト(montmorillonite)」という名称は、フランス中西部ヴィエンヌ県のモンモリヨン(Montmorillon)に由来します。モンモリヨン周辺で産出した粘土質鉱物について、1847年にフランスの研究者ダムールとサルヴタが記載したことが、名称の歴史として確認されています。cite

つまり「モンモリロナイト」は商品名ではなく、もともとは地名に由来する鉱物名です。現在では世界各地で知られる粘土鉱物となり、日本国内でも産出・利用されています。

スキンケアとの関わり

モンモリロナイトの日を制定した粘土科学研究所では、モンモリロナイトを使った洗顔料、ローション、クリーム、パックなどの研究開発を続けています。同社公式情報では、1986年にモンモリロナイトを使った初のスキンケア商品「スキンダイエット」シリーズを開発したことが確認できます。cite

モンモリロナイトそのものには水を取り込む性質や吸着に関わる性質がありますが、化粧品としての洗浄力や保湿感、使用感などは、モンモリロナイトだけで決まるものではありません。配合量や他の成分を含めた製品全体の処方によって異なるため、「モンモリロナイトを含むだけで特定の美容効果が得られる」と単純に考えないことも大切です。

豆知識

  • 9月1日の「9・0・1」を「ク・レ・イ」と読む語呂合わせが、記念日の日付の由来です。
  • モンモリロナイトは、スメクタイト族に分類される代表的な粘土鉱物です。cite
  • ナトリウム型モンモリロナイトは、水を含むと乾燥時の体積の何倍にも膨潤することが知られています。cite
  • 「モンモリロナイト」という名前は、フランスの地名「モンモリヨン」に由来します。cite
  • 記念日を制定した株式会社粘土科学研究所は、1965年からモンモリロナイトの応用研究を続け、1984年に現在の社名となりました。cite

「モンモリロナイトの日」は、スキンケア素材としてだけでなく、独特の層状構造や膨潤・吸着といった性質を持つ天然の粘土鉱物そのものに目を向けるきっかけとなる記念日です。身近な化粧品の原料をたどっていくと、その背景には地球が生み出した鉱物の世界が広がっています。