宮島水族館の日(8月1日)

宮島水族館の日は、毎年8月1日に、広島県廿日市市にある宮島水族館「みやじマリン」の魅力を広く伝えるための記念日です。日付は、全面建て替えを終えた新しい宮島水族館が、2011年8月1日にグランドオープンしたことに由来します。
由来
宮島水族館の日は、世界遺産・嚴島神社で知られる宮島を擁する広島県廿日市市が制定しました。
宮島水族館は全面建て替えのため休館した後、2011年8月1日、瀬戸内海をテーマとする水族館としてグランドオープンしました。この開館日を記念するとともに、水族館の魅力をより多くの人に知ってもらうことが、記念日の目的とされています。
愛称の「みやじマリン」は一般公募によって決定されたもので、「宮島」と海を連想させる「マリン」を組み合わせた、親しみやすい名称です。
宮島水族館の歴史
宮島における水族館の歴史は、1959年5月22日に開設された広島県立水族館から始まります。1967年には旧宮島町へ移管され、「宮島水族館」として新たにスタートしました。
その後、大規模改修や展示施設の拡充を重ね、2008年12月から全面建て替えのため休館しました。新しい施設は2011年8月1日に開館し、現在の「みやじマリン」として親しまれています。
瀬戸内海を体感できる水族館
宮島水族館は、宮島や瀬戸内海の自然と特色を伝える展示を中心としています。基本理念には「いやし」と「ふれあい」が掲げられ、生きものを観察するだけでなく、その行動を間近で見たり、実際に触れたりできる体験型の展示も設けられています。
館内では、水族館のシンボルとなっているスナメリをはじめ、瀬戸内海に生息する魚や海の生きものを紹介しています。広島県を代表する水産業の一つであるカキ養殖を再現した水槽や、瀬戸内海の干満を表現した展示も特徴です。
主な見どころ
- スナメリの展示:瀬戸内海にも生息する小型の鯨類で、宮島水族館を代表する生きものです。
- カキ養殖の展示:広島県と関わりの深いカキ養殖の仕組みを、水槽内で分かりやすく紹介しています。
- 宮島の干潟:瀬戸内海の潮の満ち引きを再現し、干潟に暮らす生きものの姿を観察できます。
- アシカライブ:アシカの身体能力や特徴を楽しく学べる、人気のプログラムです。
- はつこい庵:廿日市市にゆかりのある錦鯉を中心に、日本的な美しさを表現した展示施設です。
8月1日に込められた意味
8月1日は、単に新しい建物が完成した日ではなく、長い歴史を持つ宮島水族館が、瀬戸内海と世界遺産の島・宮島に根差した施設として再出発した日です。
宮島水族館の日は、水生生物への関心を深めるとともに、瀬戸内海の自然環境、地域の水産業、生きものと人との関わりについて考えるきっかけとなる記念日です。
豆知識
- 「広島県廈日市市」は誤記で、正しくは広島県廿日市市です。
- 現在の宮島水族館は、歴代施設としては3代目に当たります。
- 2021年8月1日には、グランドオープン10周年に合わせて新展示施設「はつこい庵」が開館しました。
- 宮島水族館では、文化・教育活動の拠点としての役割と、宮島や廿日市市の観光振興に貢献する役割が掲げられています。