ロングライフ紙パックの日(8月9日)

8月9日は「ロングライフ紙パックの日」です。食品加工処理や紙容器充填包装システムを手がける日本テトラパック株式会社が、常温で長期保存できるロングライフ紙パックの特長や価値を広く知ってもらうことを目的に制定した記念日です。
由来
日付は、紙パックの「パック」を「パッ(8)ク(9)」と読む語呂合わせから8月9日になりました。記念日は2023年に制定され、一般社団法人日本記念日協会にも認定・登録されています。
制定の背景には、環境への配慮や食品ロス削減への関心が高まるなか、ロングライフ紙パックのメリットをより多くの人に知ってもらい、食品を無駄にしにくいライフスタイルにつなげたいという目的があります。
ロングライフ紙パックとは
ロングライフ紙パックは、未開封であれば保存料に頼らず、常温で長期間保存できる紙容器です。豆乳や野菜ジュース、牛乳、ミネラルウォーターなど、身近な飲料にも利用されています。
一般的な要冷蔵の紙パック飲料とは異なり、食品や容器を殺菌したうえで、無菌状態の環境で充填するアセプティック技術(無菌充填技術)が使われています。さらに、容器が光や酸素などから中身を守る構造になっているため、品質を保ちながら長期間保存することが可能になります。
ロングライフ紙パックの特徴
- 未開封なら常温保存ができるため、冷蔵庫のスペースを使わずにストックできます。
- 保存料を使用せず長期保存できる製品があるため、買い置きや備蓄にも活用できます。
- 長く保存できることで、賞味期限までに消費できる期間が長くなり、食品ロスの削減につながる可能性があります。
- 冷蔵を必要としない商品では、保管や流通時の冷蔵エネルギーを抑えられる利点があります。
- 直方体の紙パックは積載しやすく、輸送や保管の効率を高めやすい形状です。
身近なところで使われている紙パック
「ロングライフ紙パック」という名前には馴染みがなくても、実際にはスーパーやコンビニ、ネット通販などで販売されるさまざまな飲料に利用されています。
見分ける際の目安になるのが、商品のパッケージに記載された「常温で保存できます」「常温保存可能品」などの表示です。ただし、保存条件は商品ごとに異なるため、実際に保管する際には必ず商品に記載された方法を確認することが大切です。
食品ロスや備蓄との関わり
常温で長期保存できる飲料は、日常の買い置きだけでなく、災害などに備えた家庭のストックにも活用しやすい特徴があります。冷蔵庫に入れなくても保管できるため、限られた冷蔵スペースを使わずに備蓄できる点もメリットの一つです。
また、賞味期限までの期間が比較的長い商品を選ぶことで、飲み切れずに廃棄してしまうリスクを減らすことにもつながります。「ロングライフ紙パックの日」は、普段何気なく手に取っている紙パックについて、保存方法や容器の技術、食品ロスとの関係を知るきっかけになる記念日です。
豆知識
- 「ロングライフ」は、容器そのものだけではなく、無菌充填技術や遮光性・酸素バリア性などを組み合わせることで実現されています。
- 常温保存可能な商品でも、開封後は冷蔵保存が必要になるものが一般的です。開封後の保存方法や消費期限は商品表示に従う必要があります。
- ロングライフ紙パックは、豆乳や野菜ジュースなど身近な商品にも広く使われています。
- 8月9日という日付は「長く保存できる」ことに由来するのではなく、「パッ(8)ク(9)」という語呂合わせから決められています。