クレイ沖縄のクワンソウの日(9月3日

クレイ沖縄のクワンソウの日のイメージ画像


「クレイ沖縄のクワンソウの日」は、毎年9月3日の記念日です。沖縄の伝統野菜である「クワンソウ」を、沖縄の食文化の一つとしてより多くの人に知ってもらうことを目的に、当時の株式会社クレイ沖縄が制定しました。2023年に一般社団法人日本記念日協会によって認定・登録されています。

由来

記念日を制定した株式会社クレイ沖縄は、沖縄県那覇市を拠点に、沖縄産の海藻や植物などに含まれる自然由来成分を活用した健康食品の企画・開発・製造・販売に取り組んできた企業です。

同社は琉球大学や同志社女子大学などとクワンソウに関する共同研究を進め、クワンソウを活用した商品開発にも取り組んできました。こうした活動とともに、クワンソウそのものを沖縄の伝統的な食材として広く知ってもらうことが、記念日制定の目的とされています。

なお、制定時の社名は「株式会社クレイ沖縄」でしたが、同社は2025年の設立20周年を機に「株式会社Kurei」へ商号を変更しています。そのため、記念日名には制定当時の「クレイ沖縄」という名称が残っています。

なぜ9月3日なの?

9月3日が選ばれた理由には、クワンソウと睡眠に関係する二つの意味があります。

  • 「ク(9)ワンソ(3)ウ」と読む語呂合わせ。
  • 9月3日が、睡眠健康推進機構によって定められた秋の「睡眠の日」であること。

秋の「睡眠の日」は、「ぐっ(9)すり(3)」という語呂合わせにちなんだ日です。睡眠健康推進機構では春の3月18日と秋の9月3日を「睡眠の日」とし、睡眠についての正しい知識を広める啓発活動を行っています。

沖縄で古くから「眠り」と結び付けて親しまれてきたクワンソウにとって、9月3日はその特徴を象徴しやすい日付でもあります。

クワンソウとは

クワンソウは、和名を「アキノワスレグサ」という多年生植物です。沖縄県が選定する伝統的な島野菜の一つで、古くから食材として利用されてきました。

沖縄では「ニーブイグサ」などとも呼ばれます。「ニーブイ」は沖縄の言葉で眠気や眠りを表す言葉で、クワンソウは昔から眠りと関わりの深い植物として伝えられてきました。

食べられるのは特定の一部分だけではなく、葉や茎、花なども料理に利用されています。農林水産省の資料でも沖縄の伝統的な島野菜として紹介されており、沖縄県の食文化資料にはクワンソウの花を使った甘酢漬けなどの料理も掲載されています。

クワンソウと睡眠の関わり

クワンソウは沖縄で伝統的に眠りと結び付けられてきた植物で、現代ではその成分について科学的な研究も進められています。

株式会社クレイ沖縄は琉球大学や同志社女子大学などとの共同研究を行い、クワンソウを利用した商品を開発してきました。特許庁がまとめた沖縄県の知的財産活用事例でも、同社によるクワンソウ研究や商品開発、特許取得の取り組みが紹介されています。

また、同社の沿革では、クワンソウを利用した「ぐっすりん」「グッスリン 2V」「クワンソウのちから」などの商品開発を進めてきたことが確認できます。

ただし、クワンソウを食品や健康食品として紹介する際には、伝統的な利用方法と医薬品としての効能を区別することが大切です。「食べれば不眠症が治る」といった医薬品のような効果を意味するものではありません。

沖縄の食文化を伝える記念日

「クレイ沖縄のクワンソウの日」は、睡眠に関連する健康食品だけをPRする日ではなく、クワンソウという沖縄の伝統野菜そのものを知ってもらうことも大きな目的です。

農林水産省の資料では、クワンソウは沖縄県の伝統的な島野菜の一つとして位置付けられています。地域では葉や茎を野菜として利用するほか、花を使った料理や加工品なども作られてきました。

9月3日は、クワンソウと睡眠との古くからの関わりを知るとともに、沖縄で受け継がれてきた植物と食文化に目を向けるきっかけとなる記念日です。

豆知識

  • 「クレイ沖縄のクワンソウの日」は、2023年に日本記念日協会によって認定・登録されました。
  • 日付には「ク(9)ワンソ(3)ウ」という語呂合わせが込められています。
  • 9月3日は「ぐっ(9)すり(3)」の語呂合わせに由来する秋の「睡眠の日」でもあります。
  • クワンソウの和名は「アキノワスレグサ」です。
  • 沖縄では「ニーブイグサ」など、眠りを連想させる名前でも呼ばれてきました。
  • クワンソウは沖縄県の伝統的な島野菜の一つで、葉や茎、花などが食材として利用されています。
  • 記念日を制定した株式会社クレイ沖縄は、2025年に「株式会社Kurei」へ商号を変更しています。