くしの日(9月4日

くしの日のイメージ画像


9月4日は「くしの日」です。日付は「く(9)し(4)」の語呂合わせに由来します。美容に欠かせない道具であるくしを大切に扱うこととともに、広く一般の人に美容への関心や理解を深めてもらうことを目的とした記念日です。

由来

「くしの日」は、全国美容週間実行委員会の公式発信によると、1978年に制定されました。「美容関係者がくしを大切に扱い、美容に対する人々の認識を高めてもらう」ことを目的としており、9月4日という日付には「く(9)し(4)」という分かりやすい語呂合わせが使われています。

くしは髪を整えるための身近な道具ですが、美容師にとっては日々の仕事を支える大切な道具のひとつです。「くしの日」には、そうした道具への感謝だけでなく、美容そのものの魅力や正しい知識を社会に伝える意味も込められています。

1979年から「美容週間」がスタート

1979年には「美容週間」が発足し、9月4日の「くしの日」を中心とする「くしの日キャンペーン」が始まりました。全国美容週間実行委員会では、その後も全国各地で美容に関するさまざまな活動を続けています。

初期には、街頭で一般消費者にくしを配るキャンペーンなどが行われました。1980年には都心部を中心に2万5,000本のくしが配布され、1982年には東京・神戸・横浜・大宮など全国12か所、1983年には全国各地で12万本のくしを配布するなど、「くし」を通じて美容業界と一般消費者をつなぐ取り組みが広がっていきました。

現在の「美容週間」

現在も全国美容週間実行委員会は、9月4日の「くしの日」を中心にさまざまなイベントを実施しています。活動には、街頭でのくし配布、くし塚への奉納、くしの日イベント、各種コンテスト、美容技術や美容教育に関するセミナーなどがあります。

その目的は、美容業界をPRすることだけではありません。一般消費者に美容についての実践的な技術や正しい知識を伝えること、美容への関心を高めること、美容技術者の育成や技術向上を図ることなども活動の大きな柱となっています。

くしに感謝する「くし供養」

美容業界では、長く使用したくしなどの道具に感謝する「くし供養」が行われることもあります。全国美容週間の活動でも「くし塚奉納」などが行われており、日々の美容を支える道具への感謝を表す機会となっています。

東京都目黒区の大鳥神社には、全国美容週間の活動によって1988年に「櫛塚」が建立され、翌1989年には「櫛塚の由来碑」の除幕が行われました。こうした取り組みからも、「くしの日」が美容文化と道具への感謝を大切にしてきた記念日であることが分かります。

豆知識

  • 9月4日という日付は、「く(9)し(4)」の語呂合わせに由来します。
  • 「くしの日」は、全国美容週間実行委員会の公式発信では1978年制定とされています。
  • 1979年には「美容週間」が発足し、「くしの日キャンペーン」がスタートしました。
  • 美容週間では、くし配り、くし塚奉納、コンテスト、セミナーなど、美容に関するさまざまな活動が行われています。
  • 全国美容週間実行委員会は現在、NPO法人美容週間振興協議会のもとで活動しています。

出典

  • 全国美容週間実行委員会・NPO法人美容週間振興協議会「美容週間とは」
  • 全国美容週間実行委員会・NPO法人美容週間振興協議会「美容週間の歴史」
  • NPO法人美容週間振興協議会「9月4日 くしの日」に関する公式発表