クチコミの日(9月3日)

クチコミの日は、毎年9月3日に設けられている記念日です。インターネットサービスなどを展開する株式会社サイバーエージェントが制定したもので、日付は「く(9)ちこみ(3)」と読む語呂合わせに由来します。
由来
9月3日が選ばれた理由は、「く(9)ちこみ(3)」という語呂合わせです。
制定した株式会社サイバーエージェントは、インターネット広告やメディア、ゲームなどの事業を展開してきた企業で、「Ameba(アメーバ)」など、利用者自身が情報を発信するインターネットサービスにも長く関わってきました。
クチコミは、もともと人から人へ伝えられる比較的小規模な情報伝達を指す言葉として使われてきました。しかし、インターネットの普及によって、その意味や影響範囲は大きく広がっています。
インターネットで変化した「クチコミ」
かつてのクチコミは、家族や友人、職場の同僚など、身近な人同士の会話を通じて広がるものが中心でした。
現在では、ブログ、SNS、ECサイトの商品レビュー、飲食店や宿泊施設の評価など、インターネット上に投稿された個人の感想も広く「口コミ」「クチコミ」と呼ばれています。
一人の利用者が発信した感想が検索やSNSを通じて多くの人に届くようになり、商品選びや飲食店選び、旅行先の検討など、さまざまな場面で参考情報として利用されるようになりました。
「クチコミ」と「マスコミ」
「クチコミ」という言葉は、新聞やテレビ、ラジオなどを通じて多数の人に情報を届ける「マスコミ」と対比する形で使われてきた言葉です。
「口頭でのコミュニケーション」を縮めた言葉として説明されることもありますが、語源については資料によって説明に幅があります。そのため、単純に一つの語源だけで断定するより、人から人へ伝わる情報や評判を表す言葉として定着したと捉えるのが分かりやすいでしょう。
現在のクチコミと広告の境界
インターネット上の口コミが大きな影響力を持つようになった一方で、広告であることを隠し、第三者の自然な感想であるように見せる「ステルスマーケティング」が問題になるようになりました。
日本では2023年10月1日から、一般消費者が事業者による表示であることを判別することが困難な表示が、景品表示法上の不当表示として規制されています。
ただし、一般の利用者が自らの意思で投稿する通常の口コミそのものが規制されるわけではありません。事業者が投稿内容の決定に関与しているかどうかや、広告であることが一般消費者に分かるようになっているかなどが重要になります。
口コミを見るときのポイント
- 一つの口コミだけではなく、複数の意見を確認する。
- 投稿された時期を確認し、現在の商品やサービスの状況と一致しているかを見る。
- 具体的な体験や理由が書かれているかを確認する。
- 極端に高評価または低評価の投稿だけで判断しない。
- 広告や提供を受けた投稿の場合は、その関係が明示されているか確認する。
豆知識
- 9月3日という日付は、「く(9)ちこみ(3)」の語呂合わせから選ばれています。
- 制定者は株式会社サイバーエージェントです。
- クチコミは、身近な人同士の会話だけでなく、現在ではSNSやレビューサイトなどインターネット上の評価・感想を含む言葉として広く使われています。
- ネット上の口コミには個人の感想だけでなく広告が含まれる場合もあるため、情報の発信者や背景を確認することも大切です。
ファクトチェック
「クチコミの日」が9月3日であること、株式会社サイバーエージェントが制定した記念日であること、日付が「く(9)ちこみ(3)」の語呂合わせに由来することは、複数の記念日資料で一致しています。
一方、確認できる公開資料の範囲では、制定された具体的な年や制定当時のサイバーエージェントによる公式発表までは特定できませんでした。そのため、制定年や制定時の詳細なメッセージについては本文で断定していません。
また、ステルスマーケティングについては、消費者庁が2023年10月1日から「一般消費者が事業者の表示であることを判別することが困難な表示」を景品表示法上の規制対象としています。