鍵盤の日(8月8日)

鍵盤の日は、毎年8月8日に設けられている記念日です。一般的なピアノの鍵盤数が88鍵であることから、「88」と読める8月8日が日付に選ばれました。ピアノをはじめとする鍵盤楽器や、鍵盤から生み出される音楽の魅力に親しむきっかけとなる日です。
由来
鍵盤の日を制定したのは、ボーカルの白木裕子さんとピアノの大嶽香子さんによる音楽ユニット「ナチュラル ハイ」です。
ナチュラル ハイが日本記念日協会に申請し、2007年に記念日として正式に認定されました。日付は、現在の標準的なピアノが白鍵52鍵、黒鍵36鍵の合計88鍵で構成されていることに由来します。
なぜピアノは88鍵なのか
ピアノの鍵盤は、最初から88鍵だったわけではありません。初期のピアノは現在よりも鍵盤数が少なく、作曲や演奏技術の発展とともに、より低い音や高い音が求められるようになりました。
楽器の改良によって音域は徐々に広がり、19世紀末ごろには、低音側のラから高音側のドまでをカバーする88鍵、約7オクターブと4音の構成が広く定着しました。現代では、グランドピアノやアップライトピアノだけでなく、本格的な電子ピアノでも88鍵が標準的な仕様となっています。
鍵盤が生み出す多彩な音楽
鍵盤を使う楽器には、ピアノのほかにもオルガン、電子オルガン、シンセサイザー、チェンバロ、アコーディオン、鍵盤ハーモニカなどがあります。同じように鍵盤を押して演奏する楽器でも、音を生み出す仕組みや音色はそれぞれ異なります。
ピアノでは、鍵盤を押す力の強さや速さによって音量や響きが変化します。一方、オルガンは空気や電子回路によって音を持続させ、シンセサイザーは電子的に多彩な音色を作り出せることが特徴です。
鍵盤の日の楽しみ方
- 好きなピアノ曲や鍵盤楽器の演奏を聴く
- ピアノやキーボードで簡単な曲を弾いてみる
- ピアノの88鍵を実際に数えてみる
- オルガンやシンセサイザーなど、異なる鍵盤楽器の音色を聴き比べる
- コンサートや音楽イベントに足を運ぶ
鍵盤の日には、制定者のナチュラル ハイをはじめ、音楽家や文化施設によるライブやコンサートが開かれることもあります。2026年8月8日にも、山梨県南アルプス市で「鍵盤の日」にちなんだコンサートが企画されています。
豆知識
- 一般的な88鍵のピアノは、白鍵52鍵と黒鍵36鍵で構成されています。
- 88鍵の音域は、低音側のラから高音側のドまでです。
- 小型の電子キーボードには、61鍵、76鍵など鍵盤数の少ない製品もあります。
- 一部の大型ピアノには、88鍵を超える音域を備えたモデルも存在します。
- 8月8日は数字の形や「8」の語呂にちなむ記念日が多い日としても知られています。
鍵盤の日は、ピアノの88鍵という特徴から生まれた記念日です。お気に入りの演奏を聴いたり、実際に鍵盤に触れたりしながら、鍵盤楽器が生み出す幅広い音色と音楽の魅力を楽しむ日にしてみてはいかがでしょうか。