手話言語の国際デー(9月23日

手話言語の国際デー(International Day of Sign Languages)は、ろう者が用いる手話を一つの言語として認め、その使用の促進と権利保障、文化の尊重を国際社会で進めるために国連が設けた国際デーです。国連の公式解説では、2017年の国連総会でこの国際デーが定められ、毎年9月23日に実施されるとされています。

9月23日が選ばれた理由は、世界ろう連盟(World Federation of the Deaf, WFD)が1951年9月23日に設立された日に当たるためで、国連側もその点を明確に説明しています。

当日は各国で、手話の社会的地位の向上、情報アクセスの拡充、教育や行政サービスでの手話対応の充実などをテーマにした啓発が行われます。国連は、手話が当事者の権利の実現に深く関わることを踏まえ、この日を国際的な行動の機会として位置づけています。

日本でも、手話を「言語」として位置づけ、理解促進や環境整備の責務を定める手話言語条例の制定が広がっています。条例の制定状況については、全日本ろうあ連盟の集計として、令和7年(2025年)11月30日時点で41都道府県、22特別区、394市、144町、12村まで拡大している旨が整理されています。