世界猫の日(8月8日

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8月8日は「世界猫の日」です。英語では「International Cat Day」と呼ばれ、猫について理解を深め、健康や福祉、適切な飼育、保護のあり方を考える国際的な記念日です。猫のかわいらしさを祝うだけでなく、すべての猫が安心して暮らせる環境について考える機会とされています。

由来

世界猫の日は、国際的な動物福祉団体である国際動物福祉基金(IFAW)によって、2002年に始められました。日付は毎年8月8日です。

猫への関心を高めるとともに、猫を助け、守るために何ができるのかを広く知ってもらうことが目的です。国際連合が制定した国際デーではありませんが、世界各地の猫の飼い主や動物福祉団体などに広く知られています。

現在の運営

2020年からは、イギリスを拠点とする非営利団体International Cat Careが、世界猫の日の管理を引き継いでいます。

International Cat Careは、1958年から猫の健康と福祉の向上に取り組んできた団体です。世界猫の日には、猫の習性を尊重した接し方や、健康管理、生活環境の整備など、日常的に実践できる「猫にやさしい」行動が呼びかけられています。

猫の福祉について考える日

猫の福祉とは、食事や寝床を用意することだけではありません。猫が身体的にも精神的にも落ち着いて暮らせるように、習性や個体差を理解することが大切です。

  • 年齢や健康状態に合った食事と新鮮な水を用意する
  • 安心して休める場所や隠れられる場所を整える
  • 爪とぎ、遊び、上下運動など、猫らしい行動ができる環境をつくる
  • 定期的な健康診断や予防医療について獣医師に相談する
  • 迷子や事故を防ぐため、飼育環境と身元表示を見直す
  • 猫が嫌がる抱き方や過度な接触を避け、猫の意思を尊重する

保護猫をめぐる取り組み

世界猫の日は、保護施設や地域で暮らす猫にも目を向ける機会です。猫を家族として迎える場合には、保護猫の譲渡を選択肢として検討することも、猫の福祉につながる行動の一つです。

一方で、猫を迎えることには長期間にわたる責任が伴います。住環境、家族の同意、医療費を含む飼育費用、毎日の世話が継続できるかを十分に考え、衝動的に決めないことが重要です。

日本の「猫の日」との違い

日本では、2月22日も「猫の日」として知られています。これは「2・2・2」を猫の鳴き声である「ニャン・ニャン・ニャン」と読む語呂合わせに由来する日本の記念日です。

これに対して、8月8日の世界猫の日は、猫の健康や福祉、保護への関心を世界的に高めることを目的として始められました。二つは制定の経緯や日付が異なりますが、どちらも猫について考え、大切にするきっかけとなる日です。

世界猫の日の過ごし方

飼い猫と暮らしている場合は、食事、トイレ、寝床、遊び場などを見直し、普段と違う体調の変化がないか確認してみるのもよいでしょう。写真や動画を楽しむだけでなく、猫のしぐさや行動が何を意味しているのかを学ぶことも、猫への理解につながります。

猫を飼っていない場合でも、信頼できる動物保護団体の活動を知る、必要な物資を寄付する、保護猫の譲渡制度について学ぶなど、さまざまな形で参加できます。世界猫の日は、身近な猫だけでなく、あらゆる猫がより安全で健やかに暮らせる社会について考える日です。