国際チャリティー・デー(9月5日)

国際チャリティー・デー(International Day of Charity)は、毎年9月5日に行われる国連の国際デーです。慈善活動が、貧困や人道危機、人々の苦しみを和らげるうえで果たす役割を広く知ってもらい、個人や団体による支援への参加を促すことを目的としています。
由来
国際チャリティー・デーは、国連総会が2012年12月17日に採択した決議「A/RES/67/105」によって制定されました。
決議では、各国や国連機関、国際・地域機関、市民社会、NGO、個人などに対し、教育や啓発活動などを通じて慈善活動を促進し、この日を適切な形で記念することを呼びかけています。
なぜ9月5日なのか
9月5日は、インドを中心に貧しい人々や病気の人々の支援に生涯を捧げたマザー・テレサの命日にあたります。
マザー・テレサは1910年に生まれ、長年にわたり貧困や病気に苦しむ人々への活動を続けました。1979年には、その活動が評価されてノーベル平和賞を受賞しています。1997年9月5日に87歳で亡くなりました。
国連総会は、慈善活動が人道危機や人々の苦しみを軽減するために果たす役割と、マザー・テレサをはじめとする慈善活動家や団体の取り組みを踏まえ、その命日である9月5日を国際チャリティー・デーに指定しました。
チャリティーが果たす役割
国連は、慈善活動が単なる金銭的な寄付だけではなく、社会のさまざまな課題を支える重要な活動であると位置づけています。
- 貧困や人道危機に直面する人々への支援
- 災害や紛争などによって困難な状況に置かれた人々への援助
- 教育や医療、住居、子どもの保護などへの支援
- ボランティア活動や地域社会での助け合い
- 文化や科学、スポーツなど公益につながる活動の支援
寄付だけでなく、ボランティアへの参加、地域の支援活動への協力、慈善団体の取り組みについて知ることなども、チャリティーとの関わり方の一つです。
国際チャリティー・デーの意味
この日は、世界中の個人、慈善団体、ボランティア団体などが行っている活動を知り、社会の中でどのような支援が必要とされているのかを考える機会でもあります。
国連は、慈善活動には異なる文化や宗教、社会の間で連帯や相互理解を促す役割もあるとしています。身近な寄付やボランティアから国際的な人道支援まで、さまざまな形の行動について考える日といえるでしょう。
豆知識
- 国際チャリティー・デーを定めた国連総会決議は「A/RES/67/105」で、2012年12月17日に採択されました。
- 9月5日は、マザー・テレサが1997年に亡くなった日です。
- マザー・テレサは1979年にノーベル平和賞を受賞しています。
- 国連は、慈善活動を貧困や人道危機の軽減だけでなく、連帯や相互理解を促す活動としても位置づけています。
- 国際チャリティー・デーでは、寄付に限らず、教育・啓発やボランティアなど幅広い形で慈善活動への参加が呼びかけられています。
出典
- 国際連合「International Day of Charity」
- 国連総会決議 A/RES/67/105「International Day of Charity」