はちみつの日

はちみつの日は、毎年8月3日に設けられている、はちみつの魅力や正しい知識に触れるための記念日です。全日本はちみつ協同組合と日本養蜂はちみつ協会によって、1985年(昭和60年)に制定されました。
由来
日付は、8を「はち」、3を「みつ」と読む「はち(8)みつ(3)」の語呂合わせに由来します。
制定団体の全日本はちみつ協同組合は、現在も8月3日を「はちみつの日」と案内しており、日本養蜂はちみつ協会は、その後の組織変更を経て現在の一般社団法人日本養蜂協会となっています。
はちみつを身近な食品として広く知ってもらい、その味わいや利用方法、養蜂への関心を高めるきっかけとなる日です。
はちみつはどのように作られる?
はちみつは、ミツバチが花から集めた蜜を巣へ持ち帰り、体内の酵素による変化や水分の蒸発を経て、巣房に蓄えたものです。
採取する花の種類や地域、季節によって、色、香り、甘さ、後味などが異なります。レンゲ、アカシア、ミカン、クローバーなど、蜜源となる植物の違いを比べることも、はちみつの楽しみ方の一つです。
暮らしの中での楽しみ方
はちみつは、パンやヨーグルトにかけるほか、飲み物、菓子、煮物、肉料理など、さまざまな料理に使われています。
- トーストやパンケーキにかける
- ヨーグルトや果物と組み合わせる
- 紅茶やホットミルクの甘味として使う
- 照り焼きや煮物の甘味付けに使う
- 産地や蜜源植物の異なるはちみつを食べ比べる
はちみつの日には、普段とは異なる種類を選び、香りや味わいの違いを確かめてみるのもよいでしょう。
ミツバチと自然環境
ミツバチは、はちみつを生み出すだけでなく、花から花へ移動して花粉を運ぶ役割も担っています。農作物や植物の受粉に関わるため、養蜂は農業や自然環境とも深い関係があります。
はちみつの日は、食品としてのはちみつを味わうだけでなく、蜜源となる植物やミツバチの生息環境、養蜂に携わる人々の仕事について知る機会にもなります。
関連する記念日
同じ制定団体による記念日として、3月8日の「みつばちの日」があります。こちらは「みつ(3)ばち(8)」の語呂合わせに由来します。
- 3月8日:みつばちの日
- 8月3日:はちみつの日
食べる際の注意点
1歳未満の乳児には、はちみつや、はちみつを含む飲料・食品を与えてはいけません。
はちみつには、乳児ボツリヌス症の原因となるボツリヌス菌の芽胞が含まれている場合があります。通常の加熱や調理では十分に除去できないため、加熱した料理や菓子であっても、1歳未満の乳児には与えないことが大切です。
豆知識
- はちみつの色や香りは、ミツバチが蜜を集めた植物や地域によって異なります。
- 白く固まる結晶化は、必ずしも品質の劣化や腐敗を意味するものではありません。
- 結晶化のしやすさは、はちみつに含まれるブドウ糖と果糖の割合などによって変わります。
- はちみつは甘味料としてだけでなく、料理の照りや風味を加える材料としても利用されています。
- 日本養蜂協会は、養蜂の振興や蜜源植物の保護、ミツバチによる農作物の花粉交配などに関する活動を行っています。