宿題の日(学べる喜びにきづく日)(8月31日)

宿題の日(学べる喜びにきづく日)は、8月31日の記念日です。英国のチャリティー団体「A World At School」が、世界のすべての子どもたちに教育の機会を届けることを目指す「#UpForSchool」キャンペーンの一環として制定し、日本記念日協会によって認定されました。
由来
日付が8月31日なのは、日本でこの日が「夏休み最後の日」として広くイメージされ、残っている宿題を終わらせるために一生懸命勉強した思い出を持つ人が多いことに由来します。
A World At Schoolが2015年8月27日に発信した「宿題の日」の紹介では、夏休みの宿題に取り組んだ経験をきっかけに、「学べる喜び」に気づいてもらうことが記念日の大きな目的として示されています。
ただ宿題を終わらせる日という意味ではありません。学校で学べることや教育を受けられる環境が、世界中のすべての子どもに保障されているわけではないことにも目を向け、「すべての子どもたちに教育の機会を提供する」という世界規模の課題を、一つの“大きな宿題”になぞらえています。
「#UpForSchool」キャンペーンとは
「#UpForSchool」は、すべての子どもが学校へ通い、学ぶことのできる世界を目指して展開された国際的な教育キャンペーンです。
当時のキャンペーンでは、世界の指導者に対して、すべての子どもに教育を受ける機会を提供するという約束を実現するよう求める署名活動も行われました。A World At Schoolの2015年の発信によると、宿題の日が紹介された時点で署名は800万人以上に達していました。
宿題の日には、自分の宿題を終わらせることと、世界に残されている「すべての子どもが学べるようにする」という宿題を重ね合わせて考えてほしいという願いが込められています。
8月31日は現在も必ず夏休み最終日?
8月31日は長く「夏休み最後の日」の象徴として親しまれてきましたが、現在の日本では学校や自治体によって夏休みの日程が異なります。8月下旬から授業を再開する学校もあるため、全国すべての学校で8月31日が夏休み最終日というわけではありません。
そのため、この記念日の日付については、「8月31日が日本で夏休み最終日のイメージと強く結びついてきたこと」を背景として理解するのが適切です。
学べることを当たり前と思わないための日
日本では義務教育制度が整備され、多くの子どもたちにとって学校へ通い、教科書を使い、宿題に取り組むことは日常の一部です。しかし世界に目を向けると、紛争、貧困、災害、差別など、さまざまな事情によって十分な教育を受けられない子どもたちがいます。
宿題は、ときには面倒に感じるものでもあります。一方で、「宿題がある」ということ自体が、学ぶ機会や教育環境が用意されていることの表れでもあります。
8月31日の「宿題の日(学べる喜びにきづく日)」は、夏休み終盤の宿題にまつわる身近な思い出から、学べることの価値と、世界の子どもたちの教育について考えるきっかけをつくる記念日です。
豆知識
- 記念日の正式な名称として「宿題の日(学べる喜びにきづく日)」が使われています。
- 制定したのは、英国のチャリティー団体「A World At School」です。
- 「#UpForSchool」キャンペーンの一環として制定され、日本記念日協会によって認定されました。
- 2015年8月27日付の公式発信で、8月31日の「宿題の日」が紹介されています。
- 宿題を急いで終わらせることだけが目的ではなく、教育を受けられる喜びや、世界の子どもたちの教育機会について考えることが中心的なテーマです。
- 8月31日は夏休み最終日の象徴として選ばれていますが、現在は学校や地域によって夏休みの終了日は異なります。