北海道ばれいしょの日(8月4日

北海道ばれいしょの日のイメージ画像


北海道ばれいしょの日は、毎年8月4日に、北海道産ばれいしょの魅力を広め、消費拡大につなげることを目的とした記念日です。北海道では8月頃から新物の収穫と流通が本格化するため、収穫の喜びや、消費者へ届けられることへの感謝を表す日でもあります。

由来

北海道ばれいしょの日は、北海道札幌市に本部を置くホクレン農業協同組合連合会が制定しました。

日付は、「ばれいしょ」を漢字で「馬鈴薯」と書くことから、「ば(8)・れい(0)・しょ(4)」と読む語呂合わせで8月4日とされています。

北海道産ばれいしょの消費拡大を図るとともに、新物を収穫できる喜びと、消費者へ届けられることへの感謝を伝えることが記念日の目的です。日本記念日協会により認定・登録されています。

北海道は日本最大のばれいしょ産地

北海道は、国内のばれいしょ生産を支える代表的な産地です。農林水産省の令和5年産春植えばれいしょの統計では、全国の収穫量約234万トンのうち、北海道は約193万トンを占めています。

広大な農地と冷涼な気候を生かし、生食用だけでなく、ポテトチップスやフライドポテトなどの加工用、でん粉原料用、種いも用など、さまざまな用途のばれいしょが栽培されています。

「ばれいしょ」と「じゃがいも」の違い

「ばれいしょ」と「じゃがいも」は、基本的に同じ作物を指します。一般の食卓では「じゃがいも」という呼び方が広く使われていますが、農業統計や流通、行政分野では「ばれいしょ」または「馬鈴しょ」と表記されることがあります。

じゃがいもという名称は、インドネシアのジャカルタを経由して日本へ伝わったことから、「ジャガタライモ」と呼ばれ、それが変化したものとされています。

さまざまな品種と用途

北海道では、料理や加工目的に合わせて多くの品種が育てられています。品種によって食感や煮崩れのしやすさ、甘み、でん粉の量などが異なります。

  • 男爵薯:ほくほくとした食感が特徴で、粉ふきいもやコロッケ、マッシュポテトなどに向いています。
  • メークイン:粘りがあり煮崩れしにくいため、カレーやシチュー、肉じゃがなどの煮込み料理に適しています。
  • キタアカリ:黄色みのある果肉と甘みが特徴で、蒸しいもやポテトサラダなどに使われます。
  • とうや:なめらかな食感で、煮物やサラダなど幅広い料理に利用されています。
  • 加工用・でん粉原料用品種:ポテトチップス、フライドポテト、片栗粉など、用途に適した特性を持つ品種が栽培されています。

北海道ばれいしょの日の楽しみ方

8月4日は、北海道産のじゃがいもを使って、ポテトサラダや肉じゃが、コロッケ、じゃがバターなどを味わってみるのもよいでしょう。品種名を確認し、料理に合ったじゃがいもを選ぶことで、それぞれの食感や風味の違いを楽しめます。

日頃何気なく食べているじゃがいもが、どこで、どのように生産され、どのような用途に使われているのかを知ることも、北海道ばれいしょの日の意義の一つです。

豆知識

  • ばれいしょは、ナスやトマトと同じナス科の植物です。
  • 食用にする部分は根ではなく、地下の茎が大きくなった「塊茎」です。
  • 芽や緑色になった部分には天然毒素が多く含まれることがあるため、十分に取り除いて調理する必要があります。
  • 北海道産ばれいしょは、生食用のほか、加工食品、でん粉、種いもなど幅広い分野で利用されています。

出典

  • ホクレン農業協同組合連合会「北海道ばれいしょの日」に関する公表情報
  • 一般社団法人 日本記念日協会「北海道ばれいしょの日」登録情報
  • 農林水産省「ばれいしょの生産等」