ハイビスカスの日(8月1日)

ハイビスカスの日は、毎年8月1日に設けられている記念日です。沖縄県宮古島で育てられるハイビスカス「あかばなぁ」の認知度を高め、観賞用の花にとどまらない農産物としての活用を広げることを目的としています。
由来
この記念日は、宮古島産ハイビスカスを活用した産業振興に取り組む宮古島あかばなぁ(ハイビスカス)産業化協議会が制定しました。2019年には、一般社団法人日本記念日協会によって認定・登録されています。
日付が8月1日になった理由には、ハイビスカスが夏に見頃や収穫の最盛期を迎えることに加え、「ハイビスカス」の「ハ」を8、「イ」を1と読む「ハ(8)イ(1)」の語呂合わせがあります。鮮やかな花を見て、気持ちも「ハイ」になるという明るいイメージも込められています。
宮古島の「あかばなぁ」
「あかばなぁ」は、沖縄でハイビスカスを表す呼び名の一つです。南国を象徴する花として知られ、庭や道路沿いなど、沖縄の身近な風景の中で親しまれてきました。
宮古島あかばなぁ産業化協議会は、宮古島で生産されるハイビスカスを活用し、地域の一次産業を振興することを目的とした団体です。観賞用として楽しむだけでなく、花弁から抽出した原料を飲料、食品、化粧品などに生かす取り組みを進めています。
観賞用の花から地域資源へ
ハイビスカスは、大きく鮮やかな花を咲かせることから、一般には観賞用植物として広く知られています。一方、宮古島では、花弁などを地域の農産物として活用し、栽培、加工、商品開発を結び付ける取り組みが行われています。
同協議会は、宮古島産ハイビスカスを使用したオリジナルブランド「Miyakojima Anna」の運営や管理にも携わっています。宮古島の自然環境の中で育てられたハイビスカスを地域ブランドとして発信し、新たな産業や雇用につなげることが目指されています。
関連する取り組み
宮古島産ハイビスカスを使用した商品の売り上げの一部を、島の子どもたちの活動支援に役立てる取り組みも行われています。スポーツ大会への参加、島外での受験、学問や文化継承に関する活動など、宮古島の将来を担う子どもたちを支える仕組みです。
ハイビスカスの日は、南国の美しい花を楽しむだけでなく、宮古島の農業、商品開発、地域振興、次世代支援について知るきっかけにもなる記念日です。
豆知識
- ハイビスカスはアオイ科フヨウ属の植物を広く指す名称で、世界の熱帯・亜熱帯地域を中心に多くの種類があります。
- 一般的な観賞用ハイビスカスの花は、一輪ごとの開花期間が比較的短いものの、暖かい時期には次々と新しい花を咲かせます。
- ハイビスカスを利用した飲料には、観賞用とは異なる種類の植物が使われる場合があります。すべてのハイビスカスが食用に適しているわけではありません。
- 宮古島の取り組みでは、管理された環境で生産されたハイビスカスの花弁から抽出した原料が、飲料、食品、化粧品などに活用されています。