ハッピーパーツデー(8月2日)

ハッピーパーツデーは、普段は目立たないものの、衣類や靴、かばん、自動車など、身近な製品を支えている「パーツ」に注目する8月2日の記念日です。パーツを通じて、ものづくりの面白さや、暮らしを支える小さな部品の大切さを知ってもらうことを目的としています。
由来
ハッピーパーツデーは、ハトメやホック、ファスナーなどの服飾資材をはじめ、日用品、輸送機器、アパレル商品に使われるパーツを取り扱うモリト株式会社が制定しました。
日付は、8を「パー」、2を「ツ」と読む「パー(8)ツ(2)」の語呂合わせに由来します。記念日の名称は「ハッピーバースデー」に掛けたもので、「いつもは脇役となっているパーツを、この日だけは主役にしたい」という思いが込められています。
2023年には、一般社団法人日本記念日協会によって記念日として認定・登録されました。
暮らしを支えるさまざまなパーツ
パーツという言葉から電子部品を連想することもありますが、ハッピーパーツデーが対象としているのは、電子部品だけではありません。衣類のホックやボタン、靴ひもの先端部分、ファスナーの引き手、かばんの金具、自動車の内装部品など、幅広い付属品や部品が含まれています。
一つひとつは小さくても、パーツがなければ製品を正しく組み立てたり、快適に使ったりすることはできません。完成品の外観や使いやすさ、安全性、耐久性を左右することもあり、まさに暮らしを陰から支える存在です。
関連する取り組み
制定したモリト株式会社では、パーツに触れて楽しんでもらうため、記念日に合わせた体験型イベントなどを実施しています。
過去にはプロ野球の試合会場で、パーツを使ったホルダーの製作体験や、オリジナルパーツの配布などが行われました。完成品を見るだけでは気づきにくいパーツの役割を、実際に手に取って知る機会となっています。
ハッピーパーツデーの楽しみ方
- 洋服やかばん、靴に使われている金具やファスナーを観察する。
- 身近な製品が、どのような部品から作られているか調べる。
- パーツを組み合わせて、アクセサリーや小物を作る。
- 壊れた部品を交換し、身の回りの物を修理して長く使う。
- 製品を支える職人や設計者、開発者の仕事について知る。
豆知識
- モリト株式会社は、1908年にハトメやホックを扱う仲買商として創業した企業です。
- ハトメは、布や革などに開けた穴を補強するために取り付ける、輪状の金具です。
- ファスナーは、務歯と呼ばれるかみ合う部分や、開閉させるスライダー、引き手など、複数のパーツから構成されています。
- 記念日名には、パーツの「誕生日」を祝うように、年に一度は脇役のパーツに注目してほしいという意味が込められています。
ハッピーパーツデーは、完成した製品だけでなく、それを形づくる一つひとつのパーツにも目を向ける日です。身近な物を観察すると、普段は意識していなかった小さな部品と、ものづくりに携わる人々の工夫を発見できるかもしれません。