花やしきの日(8月7日

花やしきの日のイメージ画像


花やしきの日は、毎年8月7日に浅草花やしきの歴史を振り返り、来園者や地域への感謝を伝える記念日です。浅草花やしきが制定し、2013年に一般社団法人日本記念日協会から認定を受けました。

由来

日付は、浅草花やしきの開園日にあたる8月7日にちなんでいます。長年にわたり施設を支えてきた来園者や地域の人々に感謝するとともに、浅草花やしきの魅力をより多くの人に知ってもらうことを目的としています。

浅草花やしきは、江戸時代末期の嘉永6年(1853年)に開園しました。ペリーが浦賀へ来航した年でもあり、長い歴史を持つ施設として「日本最古の遊園地」を掲げています。

花園から始まった浅草花やしき

開園当初の花やしきは、現在のような遊園地ではありませんでした。造園師の森田六三郎が、牡丹や菊細工を中心に鑑賞できる花園として開いたのが始まりです。当時は「花屋敷」と表記されていました。

明治時代に入ると遊具が設置されるようになり、珍しい鳥や動物の展示、芸や見世物なども行われました。時代に合わせて姿を変えながら、花園から動物園、そして遊園地へと発展していきました。

戦災を乗り越えて再建

花やしきは関東大震災や戦争の影響を受け、営業を続けられない時期も経験しています。1944年には、空襲に備えた建物疎開によって園内の木造建築物が取り壊され、営業を中止しました。

戦後の1947年に遊園地として再び開園し、1949年には「浅草花屋敷」の名称で再出発しました。ビックリハウスや豆汽車、射的などが並ぶ入園無料の憩いの場として、多くの人に親しまれました。

日本現存最古のローラーコースター

浅草花やしきの代表的なアトラクションのひとつが、1953年に営業を開始したローラーコースターです。現在営業しているものとしては日本最古のローラーコースターとされ、住宅や建物が並ぶ浅草の街並みを間近に感じられるコースでも知られています。

園内にはアトラクションだけでなく、縁日や飲食店、ステージなども設けられています。限られた敷地の中にさまざまな遊びが集まる、浅草らしい親しみやすい遊園地として受け継がれています。

花やしきの日の取り組み

8月7日には、開園記念日を祝う催しや来園者参加型の企画が行われることがあります。2026年には開園173周年を記念し、名前に花にまつわる文字が入っている人を対象とした入園無料企画、フラワーフォトスポット、メッセージボード、SNS企画などが発表されました。

実施される企画や営業時間は年によって異なるため、来園時には浅草花やしきの公式案内を確認する必要があります。

豆知識

  • 浅草花やしきは、1853年に牡丹や菊細工を楽しむ花園として誕生しました。
  • 2013年に「8月7日 花やしきの日」が一般社団法人日本記念日協会から認定されました。
  • 開園した1853年は、アメリカのペリー提督が浦賀へ来航した年でもあります。
  • 現在のローラーコースターは1953年に営業を開始し、日本現存最古とされています。
  • 花やしきは花園、動物園、遊園地と、時代に合わせて施設の役割を変えてきました。

花やしきの日の意味

花やしきの日は、遊園地の開園を祝うだけでなく、江戸時代末期から続く浅草の娯楽文化を振り返る日でもあります。震災や戦災、社会の変化を乗り越えながら営業を続けてきた花やしきの歴史と、施設を支えてきた人々への感謝が込められています。