話す日(8月7日)

話す日は、家族や友人など身近な人との会話を通じて、大切な人とのコミュニケーションを見つめ直す記念日です。毎年8月7日に設けられており、「もっと話しておけばよかった」という後悔を減らし、普段は伝えにくい思いや感謝を言葉にするきっかけの日とされています。
由来
話す日は、出版事業などを手がける株式会社まる出版の「聞こう話そう委員会」が制定しました。
日付は、「は(8)な(7)す」と読む語呂合わせから8月7日が選ばれています。記念日を通じて、身近にいる家族や友人などの大切な人と、より積極的にコミュニケーションを取ろうというメッセージを発信することが目的です。
2020年には、一般社団法人日本記念日協会によって記念日として認定・登録されました。
記念日が生まれた背景
話す日が制定されるきっかけの一つとなったのが、株式会社まる出版から2020年5月に刊行されたエッセイ集『大切なあの人に 聞けばよかった 話せばよかった』です。
この書籍には、大切な人を失った後に感じた「もっと話をしておけばよかった」「聞いておけばよかった」という思いがつづられています。人との別れがいつ訪れるかは分からないからこそ、一緒に過ごせる時間の中で話を聞き、自分の気持ちを伝えることの大切さを考える契機となりました。
「話す」と「聞く」の大切さ
コミュニケーションは、自分の考えを一方的に伝えることだけではありません。相手の言葉に耳を傾け、気持ちや考えを受け止めることも、大切な対話の一部です。
長く一緒にいる家族や親しい友人ほど、「言わなくても分かる」と考えてしまうことがあります。しかし、感謝や心配、昔の思い出、これからやりたいことなどは、実際に言葉を交わすことで初めて分かる場合もあります。
話す日にできること
- 家族に日頃の感謝を言葉で伝える
- しばらく連絡を取っていない友人に連絡する
- 両親や祖父母から昔の出来事や家族の思い出を聞く
- 食事中はスマートフォンを置き、ゆっくり会話を楽しむ
- 相手の話を途中で遮らず、最後まで聞く
- 普段は言い出しにくい悩みや気持ちを信頼できる人に話す
豆知識
8月7日は、「は(8)な(7)」と読めることから、花や鼻などに関連する複数の記念日が設けられています。話す日では、その語呂に「す」を加えて「はなす」と表現しています。
話す日は、長時間の特別な会話をしなければならない日ではありません。「ありがとう」「最近どうしているの」といった短い一言でも、人とのつながりを深めるきっかけになります。大切な人と過ごせる時間を意識し、話すことと聞くことの両方を見つめ直す記念日です。
出典
- 一般社団法人日本記念日協会「8月7日は『話す日』」
- 株式会社まる出版『大切なあの人に 聞けばよかった 話せばよかった』