大腸がん検診の日(9月1日

大腸がん検診の日のイメージ画像


9月1日は「大腸がん検診の日」です。大腸がんの早期発見・早期治療につなげるため、定期的に大腸がん検診を受ける大切さを広く知ってもらうことを目的とした記念日です。

由来

「大腸がん検診の日」は、特定非営利活動法人ブレイブサークル運営委員会が9月1日を記念日として申請し、一般社団法人日本記念日協会に認定されたものです。

ブレイブサークル運営委員会によると、記念日の登録日は2019年9月17日。大腸がんについて考え、年1回の検診を思い出すきっかけにしてほしいとの思いから記念日登録が申請されました。

なぜ9月1日?

日付の9月1日は、毎年9月に行われる「がん征圧月間」の初日にあたることに由来します。

がん征圧月間は、がんに関する正しい知識の普及や、検診による早期発見の重要性などを広く呼びかける取り組みです。そのスタートとなる9月1日を、大腸がん検診について改めて考える日にしようという意味が込められています。

大腸がん検診では何を調べる?

日本の大腸がん検診では、主に便潜血検査が用いられています。便に肉眼では分からない程度の血液が含まれていないかを調べる検査で、大腸にがんやポリープなどがある場合に生じる出血を見つける手がかりとなります。

国立がん研究センターの大腸がん検診ガイドラインでは、便潜血検査免疫法について、大腸がん死亡率を減少させる効果を示す十分な科学的根拠があるとして、対策型検診・任意型検診の双方で推奨されています。

40歳を過ぎたら定期的な検診を

日本では、自治体などが行う大腸がん検診で40歳以上を対象に、原則として年1回の便潜血検査が行われています。国立がん研究センターの一般向け情報でも、40歳から定期的に検診を受けることが案内されています。

大腸がんは早期の段階では自覚症状がほとんどないことがあります。そのため、「症状がないから大丈夫」と考えるのではなく、症状のない段階で定期的に検診を受けることが重要です。

便潜血検査が陽性だった場合は精密検査を

便潜血検査で陽性となったからといって、必ず大腸がんであるという意味ではありません。しかし、大腸がんやポリープなどによる出血の可能性があるため、「要精密検査」と判定された場合は精密検査を受けることが大切です。

精密検査では主に全大腸内視鏡検査が行われます。検診の便潜血検査を受けるだけで終わらせず、陽性となった場合に必要な精密検査まで受けることが、早期発見につなげるうえで重要です。

関連する取り組み

ブレイブサークル運営委員会では、大腸がん検診の普及啓発活動を行っており、「大腸がん検診の日」に合わせた啓発キャンペーンや、大腸がん検診・精密検査の受診を促す資材の提供などを実施しています。

また、大腸がんの啓発カラーとしてブルー(青)を用いた取り組みも行われています。大腸がん検診について知り、家族や身近な人と健康について話すきっかけとなる日でもあります。

豆知識

  • 「大腸がん検診の日」は9月1日で、2019年9月17日に日本記念日協会の認定を受けています。
  • 9月1日が選ばれたのは、9月の「がん征圧月間」の初日にあたるためです。
  • 日本の大腸がん検診では、便に微量の血液が含まれていないかを調べる便潜血検査が中心となっています。
  • 自治体などの対策型検診では、40歳以上を対象に原則年1回の受診が案内されています。
  • 便潜血検査で陽性となった場合は、結果を放置せず精密検査を受けることが重要です。