ベルばらの日(8月29日)

ベルばらの日は、1974年8月29日に宝塚大劇場で宝塚歌劇版『ベルサイユのばら』が初演されたことにちなみ、8月29日として紹介されている日です。池田理代子の漫画『ベルサイユのばら』を原作とする舞台は、その後も再演を重ね、宝塚歌劇を代表する作品の一つとなりました。cite
由来
宝塚歌劇版『ベルサイユのばら』の初日は、1974年8月29日。宝塚大劇場で月組によって上演されました。宝塚歌劇公式の歴史資料にも「8月29日初日の大劇場月組公演」と記録されており、8月29日が初演日であることを確認できます。cite
この初演を記念して、8月29日は一般に「ベルばらの日」と紹介されています。ただし、確認できる範囲では、日本記念日協会への登録や、宝塚歌劇団が正式に「ベルばらの日」を制定したとする一次資料は確認できません。そのため、1974年8月29日の初演にちなんで広く紹介されている記念日とするのが正確です。
宝塚歌劇版『ベルサイユのばら』の誕生
原作は、漫画家・池田理代子による『ベルサイユのばら』です。フランス革命前後を舞台に、男装の麗人オスカル、幼なじみのアンドレ、フランス王妃マリー・アントワネット、スウェーデン貴族フェルゼンらの運命を描いた作品で、宝塚歌劇版では植田紳爾が脚本を担当しました。cite
1974年は宝塚歌劇の創立60周年にあたる年でした。宝塚歌劇公式によると、その秋に上演された『ベルサイユのばら』は大きな反響を呼び、日本の芸能史上でも大きなブームとなりました。cite
初演は月組
1974年の初演を担当したのは月組です。初日の宝塚大劇場公演では、作品そのものだけでなく、従来とは異なる観客層が劇場を訪れたことも宝塚歌劇公式の記録に残されています。cite
初演後の反響を受け、『ベルサイユのばら』は各組で上演されるようになりました。宝塚歌劇公式によると、1976年までに各組で上演され、観客数は合計約140万人に達する空前のブームとなりました。cite
宝塚歌劇最大級のヒット作へ
『ベルサイユのばら』は一時的なヒットにとどまらず、その後もさまざまな構成や配役で再演されてきました。「フェルゼン編」「オスカル編」「オスカルとアンドレ編」など、登場人物に焦点を当てた複数のバージョンが生まれています。cite
宝塚歌劇公式は2024年の公演紹介で、『ベルサイユのばら』について、1974年の初演以来累計観客動員数500万人を超える宝塚歌劇最大のヒット作と紹介しています。2024年には初演50周年を迎え、雪組による「フェルゼン編」が上演されました。cite
「ベルばら」が宝塚に与えた影響
原作に登場するオスカルは、女性でありながら男性として育てられた「男装の麗人」です。華麗な軍服姿やドラマチックな恋愛、フランス革命を背景とした壮大な物語は、男役を中心とする宝塚歌劇の世界観とも強く結びつきました。
宝塚歌劇公式の歴史でも、『ベルサイユのばら』の成功は後の宝塚歌劇ブームに大きく寄与した出来事として位置づけられています。初演から半世紀以上を経ても再演が続いていることからも、宝塚歌劇史を語るうえで欠かせない作品といえます。cite
豆知識
- 宝塚歌劇版『ベルサイユのばら』の初演日は1974年8月29日です。cite
- 初演を担当したのは月組で、宝塚大劇場で幕を開けました。cite
- 原作は池田理代子の漫画『ベルサイユのばら』です。cite
- 1976年までに各組で上演され、観客数は合計約140万人に達しました。cite
- 2024年には初演50周年を迎え、宝塚歌劇公式では累計観客動員数500万人を超える作品と紹介されています。cite
- 「ベルばらの日」という名称については、正式な制定団体や日本記念日協会への登録を確認できる一次資料が見当たらないため、「初演日にちなんで紹介されている日」とするのが適切です。
出典
- 宝塚歌劇公式ホームページ「宝塚歌劇の歩み(1962年-1981年)」cite
- 宝塚歌劇公式ホームページ「宝塚歌劇110周年の歩み」cite
- 宝塚歌劇公式ホームページ「『ベルサイユのばら』爆発的ヒット」cite
- 宝塚歌劇公式ホームページ「雪組公演『ベルサイユのばら』作品紹介」cite