秋田県の記念日(8月29日

秋田県の記念日のイメージ画像


秋田県の記念日は、毎年8月29日に設けられている秋田県の記念日です。1871年(明治4年)の廃藩置県によって「秋田県」が誕生したことを記念し、1965年(昭和40年)に制定されました。秋田県では、この日を県の歩みを振り返り、自治意識や郷土愛を育む機会と位置づけています。

由来

由来となったのは、1871年(明治4年)に行われた廃藩置県です。明治政府は、それまで全国に存在していた藩を廃止して府や県を置き、中央集権的な行政制度への移行を進めました。

廃藩置県が行われた明治4年7月14日は当時の旧暦による日付で、現在の暦に換算すると1871年8月29日にあたります。このとき、現在の秋田県域には秋田県をはじめ、岩崎県、亀田県、本荘県、矢島県などが置かれました。

そのため8月29日は、現在とまったく同じ県域の秋田県が完成した日というよりも、「秋田県」という名称の県が誕生した歴史的な日として記念されています。

現在につながる秋田県が成立するまで

廃藩置県直後の行政区域は、その後さらに再編されました。1871年(明治4年)11月には、秋田・岩崎・亀田・本荘・矢島の5県に鹿角郡や旧仁賀保領などを合わせた県域が定まり、現在につながる秋田県が成立しました。

つまり、8月29日は県域の最終的な確定日ではなく、秋田県の歴史における最初の大きな節目を記念した日と考えると分かりやすいでしょう。

1965年に「県の記念日」として制定

秋田県は、秋田県誕生から94年後にあたる1965年(昭和40年)、8月29日を「県の記念日」として制定しました。

制定の趣旨には、県民が秋田県のこれまでの歩みを振り返り、現在の姿を認識するとともに、より豊かで住みよい郷土をつくるために力を合わせ、自治意識と郷土愛の精神を育むという意味が込められています。

関連する取り組み

秋田県では「県の記念日」にあわせて、県に貢献した個人や団体を対象とする秋田県特別表彰を行っています。自発的な活動を通じて県民に希望や活力を与え、県勢の推進に大きく貢献した人や団体を知事が表彰するものです。

また、年度によっては県有施設の無料開放や料金割引、施設の一般公開、協賛イベントなども実施されています。県の歴史を振り返るだけでなく、文化や自然、地域の魅力に触れる機会にもなっています。

豆知識

  • 8月29日は、明治4年7月14日の廃藩置県の日を現在の暦に換算した日付です。
  • 秋田県の公式サイトでは「県の記念日」を「秋田県の誕生日」と紹介しています。
  • 記念日が制定されたのは1965年(昭和40年)で、秋田県誕生から94年後でした。
  • 現在につながる県域が整ったのは廃藩置県直後ではなく、同じ1871年11月の府県再編を経てからです。
  • 現在も「県の記念日」にあわせ、秋田県特別表彰や県有施設の無料開放・一般公開などの記念事業が行われています。