雨水

雨水のイメージ画像

雨水(うすい)は、二十四節気の第2にあたる節気です。立春の次、啓蟄の前に位置し、現在の暦ではおおむね2月18日から19日ごろに訪れます。

国立天文台の暦要項では、二十四節気の時刻は太陽の視黄経が各欄の値となる時刻として示されています。雨水は太陽黄経330度にあたる節気で、たとえば2026年は2月19日0時52分に雨水を迎えます。

由来

雨水という名称には、冬の間に降っていた雪が雨へと変わり、積もった雪や張った氷が少しずつ解けはじめる頃という季節感が込められています。

ただし、実際の気候は地域によって大きく異なります。北日本や山間部では雪や厳しい寒さが続くこともあり、雨水は「春本番」ではなく、暦の上で冬から春へ向かう目安として捉えると分かりやすい節気です。

背景

雨水の頃は、雪解け水や春の雨によって大地が潤いはじめる時期とされ、昔から農作業の準備を始める目安のひとつとされてきました。

二十四節気は、季節の移ろいを太陽の動きに基づいて区切る暦のしくみです。雨水は立春で春の始まりを迎えたあと、寒さがゆるみ、水の気配が戻ってくる節目として、日本の暮らしや農の暦の中で親しまれてきました。

七十二候

雨水の期間は、さらに細かく三つの七十二候に分けて表されます。いずれも、雪や氷に閉ざされていた季節から、春の気配が少しずつ広がっていく様子を伝える言葉です。

  • 土脉潤起(つちのしょううるおいおこる):春の雨が大地を潤しはじめる頃。
  • 霞始靆(かすみはじめてたなびく):春の霞がたなびき、遠くの景色がやわらかく見える頃。
  • 草木萠動(そうもくめばえいずる):草木が芽吹きはじめ、春の生命感が感じられる頃。

暮らしの中の雨水

雨水は、寒さの中にも春の兆しを探す節気です。日差しの変化、庭先の芽吹き、雪解けの水音、春霞など、身近な自然の中に季節の移り変わりを感じやすくなります。

また、地域によっては農具の手入れや種まきの準備、庭や畑の手入れを意識しはじめる時期でもあります。現代の暮らしでは、冬物の整理や春支度を少しずつ始めるきっかけとしても親しめる節気です。

豆知識

  • 雨水は二十四節気の第2で、立春の次にあたります。
  • 太陽黄経330度に達する時刻を基準に定められます。
  • 日付は固定ではなく、年によって2月18日または2月19日ごろになります。
  • 「雪が雨に変わる頃」という意味がありますが、地域によってはまだ雪や寒さが続くことがあります。
  • 昔から、農作業の準備を始める目安のひとつとされてきました。

出典

記念日の日付一覧

2025年2月18日2026年2月19日2027年2月19日2028年2月19日2029年2月18日2030年2月18日2031年2月19日2032年2月19日2033年2月18日2034年2月18日2035年2月19日