富士山の日(2月23日)

2月23日は「富士山の日」です。日付は「2(ふ)2(じ)3(さん)」と読める語呂合わせにちなみ、富士山への理解と関心を深め、その自然や景観、歴史文化を後世へ引き継ぐことを目的として定められました。
静岡県では2009年に「静岡県富士山の日条例」が公布され、山梨県では2011年に「山梨県富士山の日条例」が公布されています。いずれも、富士山を大切な財産として守り、未来へ伝えていく趣旨を掲げています。
由来
富士山の日の日付である2月23日は、「ふじさん」と読める語呂合わせに由来します。富士山は静岡県と山梨県にまたがる日本を代表する山であり、両県では条例によりこの日を富士山について学び、考え、守り伝える日として位置づけています。
静岡県の条例では、富士山を「世界に誇るべき国民の財産」とし、富士山について理解と関心を深め、富士山憲章の理念に基づいて後世に引き継ぐことを目的としています。
山梨県の条例でも、富士山について理解と関心を深め、その恵みに感謝し、豊かな自然や美しい景観、富士山に関する歴史と文化を後世に引き継ぐことを目的としています。
背景
富士山は、古くから信仰の対象として崇敬されるとともに、和歌、絵画、浮世絵など多くの芸術作品にも描かれてきました。単なる高山ではなく、日本人の自然観や文化、精神性と深く結びついてきた存在です。
2013年には、「富士山―信仰の対象と芸術の源泉」としてユネスコの世界文化遺産に登録されました。登録名が示すように、富士山は自然景観そのものだけでなく、信仰や芸術に与えてきた影響が評価されています。
関連する取り組み
富士山の日を中心に、静岡県や山梨県、周辺自治体などでは、富士山の自然環境の保全、景観の維持、歴史文化の継承を意識した啓発活動や関連イベントが行われます。
学校での学習、講演会、展示、清掃活動などを通じて、富士山の価値を改めて知る機会にもなっています。富士山を訪れる人だけでなく、地域で暮らす人々や全国の人々が、世界文化遺産としての富士山をどう守っていくかを考える日でもあります。
豆知識
- 富士山の日は、2月23日を「ふじさん」と読む語呂合わせにちなんでいます。
- 静岡県では2009年に、山梨県では2011年に、それぞれ条例により定められました。
- 富士山は2013年に「富士山―信仰の対象と芸術の源泉」として世界文化遺産に登録されました。
- 世界遺産としての富士山は、山そのものだけでなく、信仰や芸術文化と結びついた価値が重視されています。
出典
- 静岡県「富士山の日」制定趣旨、条例
- 山梨県「山梨県富士山の日条例」
- UNESCO World Heritage Centre「Fujisan, sacred place and source of artistic inspiration」